川島海荷&桜田通が語る、“新しい形”のドラマの楽しみ方

2019/03/08 00:00 配信

ドラマ インタビュー

倉木麻衣がフルサイズで歌唱する映像と、その楽曲の歌詞や世界観を基に書き下ろされたドラマの映像がクロスする新感覚の番組(C)エイベックス通信放送


――今回、倉木麻衣さんのさまざまな情景がストーリーとなっている作品ですが、お二人がこの作品で“共感”できた部分を教えてください。

川島:この作品は、友情と恋愛が入り混じった作品でとても複雑。三角関係や四角関係は学生時代ならではのものもありますが、私自身は学生時代にこうした出来事をへてこなかった事もあり(笑)、「女の友情」を大切にするエピソードに共感をしました。

いろいろといらない物を捨てて「女同士でまた頑張ろう!」お互いを支えあうような、頼もしい友情が描かれていて、共感もありつつ、とても好きなエピソードです。

桜田:僕は後半のエピソードで、全てうまくいくわけではないんだけど、結果的に「みんなが幸せになるんだろうな」という話が出てくるんです。“全てがきれいには進まないけど、最終的に幸せをつかむ”という所は、人生に重なるし、とてもリアル。でも希望もあって、ただ理想を描いている訳ではない所がとても好きです。

――最後に、ドラマの見どころは?

桜田:このドラマは、ご覧になっている方が物語を選択することができる仕組みになっています。選んだ内容によってドラマの結果も変わっていくので、そこがまずは一番面白い部分だと思います。一度見たとしても、次はまた違う選択をすれば別の結果のストーリーを楽しむ事もできますし、何度でも楽しむこともできます。

また、ドラマの中に倉木麻衣さんの歌唱の映像が挿入されますが、普通の主題歌とも違うドラマとの関わり方をしていて、とてもぜいたくなんです。歌っている楽曲や歌詞が物語と連動して、入り込んでいるんです。

川島:私は、今回のドラマは“新しいドラマの形”だなと感じました。普段ミュージックビデオの中に物語が含まれている作品が好きでよく見ているのですが、それらをさらにパワーアップさせたイメージです。

ドラマ要素が強いミュージックビデオ的作品でもあり、でも短編で展開していくので気軽に見られるし、桜田君がお話しした通り物語の選択ができる楽しさもある。まさに新しいドラマの形で、普段ドラマを見ない方でも楽しんで頂ける作品なんじゃないかなと思っています。