テーマは“脱・マンネリ”小籔千豊&すっちー、吉本新喜劇60周年ツアーに懸ける思いを吐露

2019/03/09 05:00 配信

芸能一般 インタビュー

「友達を誘って来てくれた人が恥をかかへんような舞台に」(すっちー)


吉本新喜劇で座長を務める小籔千豊とすっちー。3月28日(木)から始まるツアーは、全国47都道府県を回るほか、海外公演も予定されている


――では最後に、ワールドツアーへ向けて、改めて意気込みをお聞かせください。

小籔千豊「いつも100点の台本を目指しているので、今回のツアーが特にクオリティー高いっていうわけではないんですけど。ただ、普段大阪に来る機会がない人とか、新喜劇に全く興味がない人とか、もっと言えば、『一生、吉本新喜劇と触れへん人生を歩むつもりです』(笑)っていう人も多いと思うんですよね。でも今回は全部の都道府県を回るということで、必ず近くの街に行かせてもらうことになりますので、ぜひ一口、試食しに来ていただけたらと思います。マズかったら謝るしかありませんけど、『意外とおいしかった』『もう一回食べに行こうかな』と言ってくれる人が一人でも増えたら、という気持ちで全国を回らせていただこうと思ってます」

すっちー「新喜劇に興味があって、いっぺん行ってみようかなと思っている方が、『こんなんあるけど、行かへん?』ってお友達を誘って来てくださることもあると思うんですね。僕としては、その誘った人が恥をかかへんようにしたいなと(笑)。『これ、ちょっと聴いてみて』って自分の好きな曲を友達に聴かせた時に、『めっちゃええやん!』ってなることってあるじゃないですか。そういうものを僕らは作っていきたいなと。ですから、新喜劇に少しでも興味がある方は、お一人ではなく、友達をいっぱい誘ってお越しください…って、ネズミ講みたいですけど(笑)」

小籔「大丈夫。それ、ネズミ講とは言わんから(笑)」

すっちー「とにかく、世代も性別も問わず、いろんな方々に見ていただきたいです」

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──誘われて初めて見に来た人でも楽しめる内容になっている、ということですね。

すっちー「初めて見る人に向けて作っているわけではないですけど、もちろん初心者でも楽しめるようにはなっていると思います。…まぁ、乳首を触られながら『ピュッピュピュッピュ…』っていうの(今別府直之のギャグ)とかは、さすがに初めて見た人がどう思うか分からないですけど(笑)、『何やろ、これ』っていう違和感は楽しんでいただけるんじゃないかと…」

小籔「そうですね。あれに関しては、大阪の人も『何やろ、これ』と思ってますんで(笑)」