――レギュラー放送復活を聞いたときの気持ちを教えてください。
不思議な気持ちでした。番組が終わった時にお墓を作ったんです、「墓を作って番組を埋葬しよう」ということで(笑)。
それがこうやって、またゾンビのようによみがえるというパターンもあるんだなと思って、驚きました。
本音の本音では「じゃ、なんで終わったんだろう!?」という疑問もあったのですが、それ以上に「またみんなと会えるのが楽しみだな」と思いました。
――ジャージ姿で“しくじり学園”の教室に足を踏み入れた感想は?
ジャージ姿はいいのですが、首から下げている笛のひもが5年前から同じもので、黄ばんでるんです。今日はすごく新たな気持ちでスタジオに来たのですが、「ひも、汚ねぇな」って思いました。
でも、このジャージをずっと着てきたので、また着られるのはうれしかったです。
――クロちゃん先生の授業を受けてみていかがでしたか?
最初の深夜放送のころって、そんなに教訓もなく、反省もしていないだろう先生がいたりして、それで逆に盛り上がることがあったんです。あの感じがまた帰ってくるのかなと楽しみにしていたのですが、クロちゃん先生に関しては…荒れに荒れました!
これまでの深夜時代でも、こんな回はなかった(笑)。 でも真面目な話、不思議な気持ちにはなりました。
「この人、なんで許されてるんだろう!?」とか、「(自分は)タレントとしての振り切り方が足りないのかな」と…。クロちゃんに完敗でしたね! 悔しいですね!!
――あらためて思う、「しくじり先生」という番組の魅力は?
普段他の番組で見せてくれない深い部分や、その人の心の部分が見られるという魅力があると思います。
ただ、バラエティー番組でありながらも、熱気というか、“人間”というものに近づいていく雰囲気はすごく好きなんです。それをまた味わうことができてよかったです。
――地上波×AbemaTVの連動に期待していることは?
AbemaTVでは地上波でオンエアされていない部分も流れたりしますが、実は“あそこを見てほしいな”と思う部分もあるので、楽しみです。もうすでに独特の雰囲気があるので、いろいろ連動できたらなと思います。
――今後「しくじり先生」に呼んでみたい人は?
深夜の放送なので、いろいろな先生が来やすいんじゃないかなと思います。実は、たまに「あの人、来るらしいよ」と言われていたのに、急に来なくなることがあったり(笑)。
あとここ何年かはニュース記事などで、メディア側で「この人、しくじり先生にいいんじゃないか」と名前が挙がった方、全員に来ていただきたいです。
実は「この人、しくじってないんじゃない?」というイメージの先生の方が、結構面白かったりします。
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