斎藤工、松田聖子からのコメントに「後光が見えます！とても気持ちが浄化されました」

松田聖子「素晴らしい経験をさせていただいた」

舞台あいさつでは、シンガポール在住のフードブロガー・美樹を演じる松田聖子からのVTRコメントも公開。

「この映画は、食をテーマにした、とても素晴らしい家族の物語です。私はこの映画に出演させていただけて、とっても幸せでした。斎藤さんとも、本当にこの映画の中で素晴らしい経験をさせていただいたし、そして、監督ともご一緒できていろんなことを教えていただきました。

私は、伊原さんと別所さんとは映画の中でご一緒するシーンはなかったのですが、撮影以外のところでは一緒にお食事をさせていただいたり、とても楽しい時間を過ごすことができました」と話す松田に、斎藤は「後光が見えます！　とても気持ちが浄化されました」と感動する。

さらに「聖子さんの耳なじみのある声に、僕が演じた両親を失った真人のぽっかりと空いた穴を埋めてもらいました。まさに撮影現場でも聖子さんの存在に助けられ、いざなっていただきました」と感謝を述べた。

最後に、斎藤は「この映画は日本の公開まで約2年かかりました。欧米、アジアなど40近い国で上映され、世界を旅してようやく日本に到着しました。僕の俳優人生の中でこんなに心に素直に、カメラの前で意識せずにいられたことはない、珍しい体験をした、とても大切な作品です。

また、映画の中では日本とシンガポールの大事な歴史も描かれていて、僕自身も学びを得ることができた作品です。ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思います」とアピールした。