決勝前のインタビューでR-1ぐらんぷりを「復讐(ふくしゅう)の大会」と位置づけ、ピン芸人としてデビューした自身にとって「他のピン芸人の方と同じくらい」今大会に懸ける思いが熱いことを語っていた粗品。
放送終了直後に実施された囲み会見では「最高の気分です。『M-1グランプリ』とはまた違って燃えていたので、しっかり優勝できてよかったなと思います。ありがとうございます!」と喜びを表現。
さらに、お笑いを始めるきっかけになったのが「R-1ぐらんぷり」であることにも触れ、高校時代から挑戦していた大会で優勝したことは「光栄です。うれしいです」と喜びをかみ締めた。
今回、M-1グランプリの優勝からわずか3カ月でR-1ぐらんぷりの優勝を果たしたことについては「忙しくさせていただいているのですが、1時間半でも仕事と仕事の間が空いたら、相方のせいやと一緒に、大阪のちっちゃい劇場を借りてピンネタライブをやったりしていました。大変というよりは楽しくネタを仕上げられたかなと思います」と、コンビとして多忙を極める中でもピンネタに力を注いでいたことを告白する。
記者から、M-1に続いてR-1も史上最年少での優勝であることを告げられると「お~! やった~!」と声を上げ、「史上最年少は知らなかったです。そうですね、史上初を2回…」と自らの功績をあらためて実感した様子。
しかし、「今後は僕より若い人がこの大会を取ってほしいとも思います。僕がいつまでたっても史上最年少じゃなくて、もっと若い世代がもっと面白いネタを引っ提げて優勝して、『抜かれたー!』というのを期待したいです」とさらに若い世代への期待を語った。
また、優勝後には早速せいやと電話をしたと言い、「熱かったですね。興奮状態で」とせいやの様子を明かすと、続けて「これはめっちゃうれしかったんですけど、『めちゃくちゃおもろかったわ!』って言ってくれました。
そんな相方いないじゃないですか。もう一言、『M-1で優勝したときよりうれしかったわ!』って言ってくれました。そんなやついます? 僕ももっと気が引き締まるというか、早くせいやに会いたいですね」と相方への思いを口にした。
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