梁川がソロでカントリー・ガールズの『気ままな片想い』を歌い上げると、その後、両グループのメンバーから梁川へ感謝の言葉が寄せられる。同期だった段原は「生きるのがちょっとへたくそ。感じんなことは遠回しにいってくる」と語り「同期でいてくれてありがとう」とコメントすれば、梁川にとった憧れの先輩である宮本は「自慢の人たちと言ってもらえるように私たちもパワーアップしていく!」とさらなる進化を誓っていた。「(Juice=Juice加入後)どんどん成長していった。カントリー・ガールズとは違う面を見せてくれた」(高木紗友希)、「(梁川の)人懐っこいところに甘えてた」(金澤朋子)と先輩からも感謝コメントが続く。Juice=Juiceの最後は梁川を溺愛しつづけたリーダーの宮崎は梁川の手を握りながら「この先もやなみんらしく大きく素直に育って欲しい」とエールを送っていた。
カントリー・ガールズのメンバーからも「辛いこと楽しかったことを側で聞いてあげられなかった」(小関舞)、「兼任している3人しか分からないこともあった。2人(梁川、船木結)が頑張っているのを見て私も頑張れた」(森戸)、「“家族”が巣立っていくのを見送るのは本当に寂しいですけど、やなみんがこれからも幸せになってくれたらいいって思います。カントリー・ガールズに入ってくれてありがとう」(山木梨沙)と梁川にさまざまな思いが伝えられていた。
同期としてデビューした船木結は「私の同期でライバルによく例えられる。仲間とかライバルに当てはまらない唯一無二の存在」と梁川との関係性を涙しながら語り、「今後もバチバチに競いあいたい。“やなふな”伝説は完結しない。これからも一緒に競い合ってください!」と宣言していた。
また多くの人から愛をもらったと語り、それに応えられるように「自分でも自分を愛していきたい」と次なるステップを見据えていた。
ライブのラストは、彼女のこれからを祝福するJuice=Juiceの『Good bye & Good luck!』とカントリー・ガールズの『VIVA!!薔薇色の人生』の2本立て。2015年11月5日にカントリー・ガールズへ加入してから3年4ヶ月、2017年6月26日にJuice=Juiceへ兼任加入してからは1年8ヶ月の活動を経て、梁川奈々美は1,223日にわたったアイドル活動を終えた。
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