山崎樹範「バイプレーヤーをやろうと思ったことは一度もない」光る演技の裏側にあるもの

2019/03/13 08:00 配信

ドラマ インタビュー

「トレース~科捜研の男~」(フジテレビ系)に出演中の山崎樹範(C)フジテレビ

年齢を重ねて変化してきた芝居へのスタンス


――さまざまな作品で活躍中の山崎さんですが、バイプレイヤーとして意識していることはありますか?

正直に言えば、僕は“バイプレイヤー”をやろうと思ったことは一度もないんですよ。やっぱり、お芝居を始めるときは誰でも主役を目指していると思うので。

演技としては、そんなに変わらないのかなと。どういったポジションでも、丁寧に考えているのは「何を伝えたいのか」。僕がどういう役やせりふで、どうやって人間性を出そうか…というよりも、「どうしたらこのシーンは、(焦点の当たる)この人がより際立って見えるか」を意識しています。それが結果として、バイプレイヤーとしての役割を果たしているんでしょうね。

――バイプレイヤーとして…というよりは、作品全体で何を伝えたいかを重視されているんですね。

そうですね。昔は「どうしたら自分の個性を出せるか」「爪痕を残せるのか」と考えて、芝居の流れの中でわざと逆の方向でやって目立とうとしたり…姑息(こそく)なことばかり考えていましたね(笑)。でも、年を重ねるにつれて、だんだん自分のことがどうでもよくなってきて。今は、作品を俯瞰(ふかん)で見て「この作品の大事なところはどこだろう」とバランスを考えています。

それができているかどうかは分からないですが…できていたとしたら、また月9のオファーがきますかね(笑)? お待ちしております!

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