TPD・高嶋菜七に緊急取材!(後)ファイナルへの意気込みと今後の“野望”

2019/03/16 08:15 配信

アイドル インタビュー

歌い出しの高嶋菜七!撮影=永田正雄


高嶋菜七の変化


――インタビュー前編では“リーダー”としてメンバーの変化について語っていただきましたけど、菜七さん自身が変わったなと思うところは?

私は決してダンスが得意ではないんです。だから、しっかりと踊れるメンバーに付いていけたらいいかなと思っていた時期もあったんですけど、最近一人で踊る機会が少しずつ増えてきて。

そこから、ちょっとずつダンスに対する意識も変わってきたんです。「あ、頑張ったら踊れるんや」って思うようになってきました。

「TRICK U」「Shapeless」「Hey, Girls!」などの振り付けでお世話になっているMADORi先生からも「菜七は踊れるんだから、自信を持って踊って」と言っていただいて、たくさんアドバイスなどを頂きました。

一つ一つの動きを丁寧に教わりながら“ダンス熱”に火がついたと言いますか、私がもっとダンスを頑張ったらグループももっともっと上に行けるんじゃないかなって。SLCを続けていくうちに、ダンスを楽しいと思えるようになりました。

――菜七さんはダイナミックなので、後ろで踊っていても目立ちますよね(笑)。

でも、スタッフさんから「菜七は(後ろに)立っているだけで主張が強い!」って言われたんですよ(笑)。

――自覚はないんですか?(笑)

ないです!(笑) それに結成当初の話なんですけど、ある先生に言われたことがあるんですよ。

当時は9人だったので、センターポジションにいきたいという思いがすごく強くて…。一曲一曲フォーメーションが発表されるんですけど、実は誰が次のセンターなのかって、ライバル視してるところがあったんです。

今でこそTPDはみんな仲良しのイメージがあると思うんですけど、当時はフォーメーションが発表されるときのバチバチ感とドキドキ感がすごくて…。

自分が後ろだったらすごく悔しいですし、センターじゃなかったから悔しくて誰ともしゃべりたくなくて、一人で帰ったこともありました。

センターになったら顔には出さないけど心の中では「ヨッシャー!」ってなりますし、反対に他のメンバーから「あいつがセンターかよ…」って視線を感じることもあったんです。

――それは意外です…。それで、先生に言われたことというのは?

私がある曲でセンターをもらえなくて、ダンスレッスンの時に決して力を抜いているつもりはなかったんですけど、バックだからって力を抜いて踊っているように見えたらしいんです。

そうしたら先生に「後ろの時こそ強く踊りなさい。じゃないとダサいよ!」って言われて、ハッとしました。

むしろ「後ろだからこそ目立て!」という感じで言っていただいたので、今はしゃかりきに踊っているだけなんですけど、それが悪目立ちしちゃっているんですかね(笑)。

――いやいや、菜七さんはどこにいても目立つ、根っからのセンタータイプなんですよ!(笑) 

ありがとうございます。“センターが映える女”って書いといてください(笑)。