V6坂本昌行のライバルはあの後輩!? 「ゾロ ザ・ミュージカル」製作発表記者会見

2010/11/10 17:27 配信

芸能一般

製作発表会見に登場した「ゾロ ザ・ミュージカル」の出演者たち

2011年1月13日(木)から東京・日生劇場で上演される「ゾロ ザ・ミュージカル」の製作発表記者会見が、11月9日都内で行われ、主演の坂本昌行と、大塚ちひろ、石井一孝、島田歌穂、池田有希子、芋洗坂係長、我善導、上條恒彦らが登場した。

同作は、'08年にロンドンで初演、'09年にはローレンス・オリヴィエ賞で5部門にノミネートされ、その成功を皮切りにパリ、モスクワと世界の大都市で成功を収めてきた人気ミュージカル。19世紀のカリフォルニアを舞台に、父親への反抗心から村を飛び出した主人公のディエゴが、変わり果てた故郷に平和と正義を取り戻すために帰郷し“ゾロ”に変身して独裁者に立ち向かう姿を描く。

同作の演出を務めるクリストファー・レンショウ氏から「素晴らしい歌声、セクシーでカリスマ性があり、世界で一番のゾロになると思う」と評価を受けた坂本は、「そんな事をおっしゃっていただいて、ありがとうございます。レンショウ氏とはオーディションの際にお会いしたんですが、ものすごく緊張していて何も覚えていません(笑)」と振り返り、「オーディションは、結果よりその場に居られることがうれしくて頑張れました。夢が現実となり、いまここに居ることの重大さにプレッシャーを感じています」と、素直な胸の内を明かした。今回初挑戦となるフラメンコについて「ステップや形だけでなく、心の中の情熱を表現するのが難しい。僕のフラメンコは全部がバラバラで、かわいい状態です(笑)」と苦戦している様子。事務所の後輩でフラメンコに定評のある今井翼には「ライバルですね。僕のフラメンコを見せつけて『このミュージカルに出たかった!』と嫉妬させたい」と、勝負を挑んだ。同じく、フラメンコの練習に励むイネス役の池田が「フラメンコのことで頭がいっぱい。自宅や街中でもステップを踏んでしまって、ついに下の(マンションの)住民の方から『うるさい!』と苦情を受けてしまいました」と話す中、芋洗坂と我は「僕らは踊る以前にフラメンコシューズのサイズが無くて…ただいま特注でシューズの幅を広げていただいてます」と、ふくよかな体型ならではの悩みを明かし、笑いを誘った。

最後に、先月発表された先輩・東山紀之の結婚について、坂本は「ミュージカルを観に来て下さった時に直接報告していただいて、僕、うれしすぎてテンション上がってオープニング間違えちゃいました」と大喜び。自身の情熱は“ゾロ一直線”と語り、「色気や優しさ、カリスマ性を持ったヒーローなので、自分に無いものを演じられてうれしいです。熱い作品ですので、全キャストで情熱をそそいで頑張ります!!」と意気込んだ。