人間に見つからないよう深夜の学校に通い、青春を謳歌する妖怪たちを描いたドラマ「妖怪!百鬼夜高等学校」。その舞台版が、dTVチャンネルのひかりTVチャンネル+で配信される。ドラマ、舞台ともに河童役を演じた北村諒と、から傘お化け役の北川尚弥に、最初に抱いた妖怪たちへの印象や稽古場での様子、そして「もし自分が妖怪だったら…?」をテーマに語ってもらった。
2018年10月~12月にBS日テレにて放送されたドラマ版には、小野塚勇人や北村諒、佐奈宏紀ら人気若手俳優が数多く出演。インパクトのあるビジュアルを持つ天狗(小野塚)や河童(北村)といった妖怪たちを、各々の特性を踏まえつつ等身大の高校生として演じきった。
舞台版となる、春の修学旅行「妖怪!百鬼夜高等学校~一条通と付喪神~」は、2019年2月~3月に東京と京都で公演。修学旅行で京都を訪れた百鬼夜高等学校の面々が、天狗界のプリンス・鞍馬天狗(星乃勇太)や、長年使い込んだ道具に宿る神様・付喪神(葉山昴)を巻き込んで、笑いあり喧嘩あり、さらにちょっぴりセンチメンタルな気分になりながら、新たな青春の1ページを刻んだ。
──今作「妖怪!百鬼夜高等学校」は、登場する妖怪たちの個性的なビジュアルがとてもインパクトがあって印象的でした。ご自身が演じるキャラクターも含めて、初めて妖怪たちのビジュアルを見たときの印象について教えてください。
北川「僕は皆さんそれぞれに似合っているなって思いました(笑)。普通に見たらインパクトがあってすごいんですけど、演じる人ごとにそれぞれの妖怪が合っていて、すんなり受け入れられましたね」
北村「それはとてもよくわかる」
北川「北村さんもそう思います? 違和感ないですよね?」
北村「うん、僕もすんなり受け入れられた感じです。むしろ天狗役の小野塚くんみたいにしっかり作り込んでいると、ドラマの撮影中にメイク落とした状態で会ったら誰かわからなかったくらい」
北川「あははっ、そうですよね(笑)」
北村「天狗でいる状態の方がもう、僕の中でしっくり来ちゃっているんですよね(笑)。それに妖怪とはいえ、人に寄せていると言いますか。おそらく馴染むように作ってくださっているので、そのおかげである意味浮かずに、いい意味でみんな受け入れやすくなっているのかなとは思います」
北川「そういえば服装の季節感もそれぞれバラバラですよね(笑)」
北村「そうそう、わけわかんないよね(笑)。暑そうだったり…」
北川「寒そうだったり(笑)」
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