AV界のカリスマ・カンパニー松尾監督のテレビ初演出となるドラマ「~元気の出るごはん~タチ喰い!」(夜0:12-1:00、テレビ東京ほか)が、3月18日(月)、25日(月)の2週にわたり各2話ずつ全4話で放送される。
松尾監督と第1話のヒロイン・森咲智美へのインタビュー第3回は、森咲に“人妻”初体験の感想を聞かせてもらう他、松尾監督が思わず「いった」撮影の裏話についても語ったもらった。
――「グルメ×エロ」というコンセプトは?
松尾:僕の発想ではなかったんですけど、僕は飯を食うのが大好きなんですよ。そこから無理くり考えたのは、テレビだから僕のスタイルのフィニッシュは描けないんですけど、食事をするって恥ずかしい行為…じゃないですかね?
森咲:う~ん。
松尾:例えば僕の業界で言うと、そっち側のシーンはいいんですけど、「食べているところは撮らないで」って言う子はいるんですよ。裸はいいけど、食べるという行為を見せたくないって思っている子たちなんですね。
食べている行為はちょっと恥ずかしいことって考えた時に、じゃあ今回の企画はそこをフィニッシュにしようと。それで撮りたいなって思ったんです。だから、グルメという部分もそういう形で使えるのかなって思い、うまく利用させてもらいました。(このドラマでは)食べているところが二人のクライマックスですね。
森咲:最初に台本をいただいた時に、エロとグルメを一緒にやるって「どういうこっちゃ?」って不安だったんですけど、やってみると意外と料理を作るシーンがあって、そこにエロを混ぜてやっていたり。
松尾:それは愛撫みたいなものですよね(笑)。
森咲:この食材はどういう栄養があるよとか言いながらも、ちょっとエッチな感じで…すごく勉強になりました。
松尾:彼女は見せた方が上手なんですよね。手をつないでデートするシーンでも、積極的に手をつないでくれるような演出を、自分自身でやってくれて。「この人、今日いいのかな?」みたいなところを、設定の中でやってくれているんです。
最後のシーンでも、僕が台本にない、アドリブでいっちゃったじゃないですか?
森咲:いっちゃいましたね(笑)。
松尾:最終的な食事のシーンのクライマックスを撮っていて、設定上ですけど、ハジメ君という主人公が彼女にお願いをしているわけです。食べて、高まって、高まって、「智美さんのことが大好きだ」と。高まって、高まって、最後に僕が「イク!」って言っちゃっているんです。
森咲:ふふふ(笑)。
松尾:それは台本にもないし、言う予定もなかったんです。ただ食事をして、お酒を飲んでという流れの中で、お芝居をさせてもらった時に、何かあそこで高ぶったんですよね。
森咲:高ぶってましたね。
松尾:ちゃんと彼女がそれを誘っているんです。そういう意味ではいけましたよね。
森咲:元気になっちゃった(笑)。
松尾:発射までは想定していなかったんですけど、彼女のおかげでいけたんですよ。
森咲:よかったです(笑)。
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