──撮影を終えての感想は?
宮澤:3時間くらいの撮影でしたが、ピリッとした空気感で気を抜く暇もありませんでした。まるで本物のような豪華なセットの中、監督から「スタート!」の声がかかった時の緊張感はただならぬものがありました。
新美:ドラマに興味があるので、撮影現場のいろいろなところに目がいってしまいました(笑)。同じシーンを何度も繰り返しいろいろな角度から撮影していて、ドラマ作りは本当に緻密な作業だと感じました。
──今回、豪華な着物を着ることになりましたが?
宮澤:本当に美しいお着物で、重みを感じました。今後の人生で、あんなにきれいなお着物を着ることはないと思います(笑)。江戸時代の方々は、こんなに重厚なものを着て過ごしていたんだなと思うと頭が下がります。
新美:打掛を羽織るのは初めてだったのですが、西陣織の打掛と聞いて「もう、何もこぼせないな」と(笑)。汗の一粒たりとも染みこませてはいけないと緊張して、さらに汗をかいてしまいました(笑)。
──注目してほしいポイントは?
宮澤:上様(大沢たかお)に恋をしてうっとり見つめるなど、アナウンサーとしては普段出さない表情を頑張って表現したつもりですので、“恋する宮澤”の表情をくみ取っていただけたらと思います(笑)。
新美:生まれてから一度も染めたことのない黒髪と、ピアス穴のない耳は“この日の撮影のため”と言っても過言ではありません(笑)。「大奥 最終章」への出演は、両親や時代劇の助監督の経験もあった亡くなった祖父も喜んでくれると思います。
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