スカパー！アワード2010、大賞はパク・ヨンハの特別番組が受賞

ことしで3回目を迎える「スカパー！アワード2010」が11月10日、東京・JCBホールにて開催。'09年10月1日～'10年7月31日の期間にスカパー！で放送され、同アワードにノミネートされた100作品の中から、一般投票によって最も得票を獲得した「スカパー！大賞」に、Mnetで放送された「INNOCENT WORLD ～パク・ヨンハ アフリカの旅～」が選ばれた。

「スカパー！アワード」は、「海外ドラマ・バラエティ」「韓流・華流」「ドキュメンタリー」など10ジャンルにエントリーされた100作品の中から、一般投票でジャンル賞やスカパー！大賞を決定するコンテンツの祭典。最もオリジナリティーがある作品に贈られる「特別賞」や、ことしはAKB48が独自の目線で選出した「マイベストプログラム賞」なども決定した。

大賞を受賞した「INNOCENT WORLD―」は、ことし6月に亡くなった韓国の俳優、パク・ヨンハさんが、'09年にアフリカのチャドを訪れ、奉仕活動を行った様子を映した特別番組で、最も人気のあるハイビジョン番組に贈られるHD賞も同時に受賞。授賞式では、ヨンハさんの家族のほか、ヨンハさんの友人でもあるパク・クァンヒョンらが登壇した。

MCを務めた小倉智昭は、「1回目の授賞式の時にはここにヨンハさんの笑顔があったのですが、本当に残念でなりません」と感想を話し、ヨンハさんの代わりに賞を受け取ったヨンハさんの母親は、「このような素晴らしい賞を授けてくださった皆さんに心から感謝いたします。天国にいるわたしの息子・ヨンハもきっとこの舞台を見守っていてくれると思います」と涙を流しながらあいさつした。また、リュ・シウォン、パク・ヒョシン、ジェジェンらがヨンハさんに向けてビデオメッセージを寄せた。