気を取り直し、浜崎の「まだ皆さん踊る体力残ってますか? 後ろの皆さん元気ですか~? みんな元気ですか~?」とあおり、続けて「さあ、次の曲は私と二葉が一緒に振り付けしたこの曲です。みんな一緒に踊ってください!『Lovely Lovely』」とコールし、ちまたで話題の“Lovelyダンス”本家フルショットバージョンの始まりだ。
服装的にYouTubeに上がっているダンスプラクティスバージョンみたいだなと勝手に思いながら見入っていると、あっという間に終了。
いろいろな人といろいろな場所でコラボダンスを踊ったり、九州コンビ(浜崎・脇)が自主的に本人が踊ってみた、をしたりしたこともあってか、最初の頃とは比べ物にならないほど完成度が上がっている印象だ。
その後のMCでは、振付考案者の浜崎が「だんだんとLovelyダンスが定着して、一緒に踊ってくれてありがとうございます!」と感謝を述べた。
そして二葉が舞台「junkie sista×junkie bros.『REizeNT〜霊前って…〜』」について、浜崎がミュージカル「リューン〜風の魔法と滅びの剣〜」再演について、脇が上西とのユニット・赤の流星のワンマンについて、それぞれ告知。
さらに櫻井は「DMM VR THEATER」での4月のライブ、上西が結成6周年を迎える6月のワンマンについて「大事で記念すべきライブになりますのでお越しください」とPRした。
これで終わりと思いきや、浜崎から「新しいお知らせを持ってきましたー!」といううれしい一言があり、「新しいものが大好き」な高嶋からCDデビュー5周年を記念した8枚目のシングルのリリースが発表された。同曲は、TPDにとって縁が深い“6月”の12日(水)にリリースされる。
その後、リーダーの熱い思いをストリームホールの観客がしっかりと聞き入り、「それでは最後に、私たちからの気持ちを歌にして皆さんに届けたいと思います。『my dearest』」という高嶋の曲振りから、ラストソングのバラード曲「my dearest」へ。
バッキバキのダンスサウンドもいいが、こういう聞かせるバラードも増えてくると、TPDとしての引き出しもさらに広がるんじゃないだろうか、と当たり前なことをあえて言ってみる。
最後に笑顔でギュッとくっつく美しい光景が広がって終わる楽曲なのだが、照れくさいようで「なんかちょっと家族写真みたいになるよな。恥ずかしい(笑)」と言いながら、また広がった。
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