「大奥~華の乱~」(2005年)で第5代将軍・徳川綱吉を、映画「大奥」と「大奥スペシャル~もうひとつの物語~」(2006年)で浮世絵師の懐月堂安度を演じた谷原は、「柳沢吉保役の北村一輝さんとずーっとイチャイチャしてました(笑)。あの頃はまだ京都の東映(撮影所)に御鈴廊下が設置されていた1ステージがあったんですよね。あのセットは見ものでした」と、今回も共演する北村との思い出を語りながら当時を振り返った。
また、「僕にとって、役者としての大きな転機となった作品です。男性優位の武家社会にある女の園、だからこそより強く女性の業が花開く魅力的な世界です」と作品の魅力について語り、「皆さんに愛していただいた大奥が最終章として帰ってきました。今度の大奥の女たちも、美しいですよ!」と今作をアピールした。
「大奥」(2003年)で、第14代将軍・徳川家茂を演じた経験のある葛山は「当時は、京都で時代劇を撮影するということに対して正直怖さもあったのですが、林監督があの大きい体と大きい声で(笑)、ぐいぐいと撮影の世界に引き込んで下さったことが印象深いです」と笑いながら振り返り、今回の役どころについては「大岡越前というと加藤剛さんのイメージが強く、清廉潔白なキャラクターという印象ですので、その役を演じさせていただけるのは光栄ですし、今後もし機会があれば違う作品でも演じてみたい役柄です」とコメント。
さらに、「スリーアミーゴスさん(鷲尾真知子、山口香緖里、久保田磨希)のふと笑えるシーンもあれば、女性同士の激しいバトルもある中で、作品のテーマにもなっている家族愛がしっかりと描かれていて、とてもバランスの良い内容となっていますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです」と見どころを語った。
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