【“ゆりゆり”横浜流星インタビュー】「『はじこい』はきっと自分の大きな転機になる作品」

2019/03/19 11:00 配信

ドラマ

「最後に結ばれたら幸せだなと思うけど…」


ゆりゆり、東大二次試験に挑む!「初めて恋をした日に読む話」第10話より (C)TBS


――そしていよいよ3/19㈫放送の10話で最終回。匡平と順子はどんな結末を迎えるのでしょうか?

「それはまだ僕も知らないんですよ。台本も渡されていないし、監督たちに『教えてください』って言っても教えてくれない(笑)(※取材当時)。順子先生が誰と結ばれるのか?第8話でみなさんも驚いたと思うんですが、山下先生(中村倫也)は政治家になることになったので、そのルートは8割ない。匡平と雅志(永山絢斗)の2人対決になるわけで…。

もしかしたら、順子先生は雅志と一緒にロシアに行ってしまうのかも…。第9話のラストで匡平は、お母さんより仕事を選んだお父さんと同じ間違いをして、順子より東大を選んでしまった。その後ろめたさがあるので、最終回ではすごく気まずい思いをするはず。そこから彼がどうやって順子に向かっていくのかはわからない。最後に結ばれたら幸せだなぁと思いますけど…。

もしかしたら、順子は3人の誰とも付き合わない可能性もありますね」

――でも、匡平は順子と結ばれなかったとしたら、相当なショックを受けますよね?

「そうですね。順子先生に振られてしまったらかなり落ち込むはず。たとえ東大に受かったとしても、行く意味ないって思ってしまうのでは…。

でも、もともと匡平が東大を目指し始めたのは父親を見返すためだったし、同時に順子が東大に落ちたリベンジのためだったけれど、真剣に勉強していくうちにだんだん自分のためだと思えてきたという変化がある。匡平はこれから何か自分のやりたいことを見つけられるのかもしれない。例えば、順子先生や山下みたいに誰かに何かを教える立場になりたいと思うとか…。

もし、順子先生との恋に破れたとしても、人間として大きく成長した。それだけは残ると思います。うーん、でも、やっぱりハッピーエンドになってほしい (笑)」