――まだクランクアップの前ですが、このドラマに出演して得たものはなんですか?
「今は目の前にある撮影のことしか考えられなくて、実際に撮影が終わってからじゃないと、客観視はできないですね。撮影がぜんぶ終わって、一回、風邪をひいて(笑)、そこでどっと疲れを出して、その風邪が治ったぐらいの時点で、やっと振り返ることができるのでは…。
とにかく、演技の面ではまだまだ未熟だと思います。ただ、匡平と一緒に成長できたという感覚はあって、『はじこい』はきっと自分の大きな転機になる作品だと思っています。
数年後に振り返ったら『このときのピンクの髪、意外と似合っているじゃん』と思えるのかも(笑)自分の役者人生にとってはきっと“初めてピンクに染めた日に読む話”になる。
まだ撮影が続いている今は、このピンクの髪じゃなくなるのはさびしいし、黒にしたら、今は“ゆりゆり”って言ってくれている人たちも…と考えると、ちょっと怖いです。黒髪になっても、これからも応援してください!」
取材・文/小田慶子
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