(PART1からのつづき)
―――劇中でのナツとアキは演劇部に所属していますが、今、部活をする時間があったら何かやってみたいことはありますか?
志田「中学の時はバドミントン部に所属していました。もし、今部活をやれる時間があっても、ナツのように演劇部には入らないと思います。お客さんがすぐ目の前にいる状況が恥ずかしいですし、『セリフを忘れちゃったらどうしよう…』って緊張しちゃいそう(笑)。やっぱり運動部のほうが向いていると思います」
川口「中学の時には演劇部が無かったんです。友達が学園祭でやっているのを見たりはしましたけど、当時はまったく興味がありませんでした。自分がお芝居をやりたいなんて全然思っていなかったけど、いろいろドラマなどに出させていただいて、最近はお芝居の魅力も感じています。演劇部もいいかもしれませんね」
―――では、今何かハマっているものはありますか?
志田「“半熟たまご”にハマっています! ある現場のお弁当に毎回半熟たまごが入っていて、それを食べると元気になれる感じがしたんですよ。それ以来、コンビニなどで見かけるとつい買ってしまうんです(笑)。ほかには、家でお菓子作りをすることもあります。あまり得意じゃないんですけど…。以前、シフォンケーキを作った時には、ほとんど“たまご焼き”になっちゃいました(笑)。クッキーを作ったりしたこともあります」
川口「演技の勉強という面もありますけど、最近は映画をたくさん見ています。あと、ハマっているわけではないんですけど、読書はしなきゃいけないなって思っています。きっかけは今回のドラマの台本です。最初、台本を読んだ時に登場人物の複雑な関係性が理解できなかったんです。誰が誰を好きで、どうつながって…というのが演じる中でちょっとずつ分かっていった感じで。あっ、もちろん最終的には全部理解しましたよ(笑)。これからお芝居の仕事をする上で台本をちゃんと理解するためにも、もっと本を読まないとだめだなって思いました(笑)」
―――では、この作品を視聴する皆さんにはどんな部分にハマってもらいたいですか?
志田「恋も大事ですけど、友達も大事だよっていうのがこの作品のテーマだと思います。頭に浮かんだことを、思いつくままにダラ~ッと友達同士で話し合ったりする場面なんかもあって、わたしたちと同世代の皆さんには、特に共感してもらえるんじゃないでしょうか。一番の見どころは、わたしと春奈ちゃんが顔を大接近させている掛け合いの場面です」
川口「中学の時に友達の恋愛沙汰に巻き込まれたような経験があって、ちょっとだけ“若いって面倒だなぁ”って思ったことがあります(笑)。でもそれが楽しいんですよね。このドラマは恋愛と友情を、少し複雑で面倒くさそうな関係の中で描いています(笑)。その結果がどうなるのかに注目してほしいですね。わたし自身、一番印象に残っているのはラストシーンです。皆さんも、登場人物の関係性を頭で結びつけながら、ナツとアキがどんな結末を迎えるのか想像しながら見てください」
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