'11年1月27日(木)に発売予定のプレイステーション・ポータブル用ソフト「戦場のヴァルキュリア3」のプレス発表会が都内で行われ、主題歌「もしも君が願うのなら」を担当する歌手のMay'nと、声優を務める遠藤綾、浅野真澄、山寺宏一が出席した。
同作は、かつて世界を救ったとされる“ヴァルキュリア”の伝説が根付く架空のヨーロッパを舞台に、戦争という極限状態の中で繰り広げられるさまざまな人間関係を描くアクティブ・シミュレーションRPG。
ゲームソフトの主題歌を歌うのは初めてとなるMay'nは、「『戦場のヴァルキュリア』という大人気の作品で、わたしが歌を歌わせていただけることが決まって、本当にうれしく思います」と喜びを語った。また、「作品の世界観を壊したくないという思いがすごくありましたね。戦争の悲愴感や、各キャラクターが抱えている辛さや悩みから這(は)い上がりたいという思いを歌いました」と、曲に込めた思いを語った。
また、同作のヒロイン、リエラ・マルセリス役の遠藤は「自分の役柄は、重い宿命を背負っていて、序盤ではうまく人と接することができないんですが、いろんな経験や出会いによって成長していきます」と役柄を説明。続けて、「意外とかわいらしい面もいっぱいあるんですが、それは演じているのか、それとも本心で楽しんでいるのか。ストーリーを進めていくうちに分かると思うので、そこを感じ取っていただけたら」とアピールした。
一方、もう1人のヒロイン、イムカ役の浅野は「イムカは、普段は心を閉ざしていて、感情を表に出さずに淡々と任務をこなします。でも、リエラに対して感情を爆発させて我を忘れて襲い掛かるシーンがあって、そこが印象的でしたね」とお気に入りのシーンを語った。さらに、「わたし自身とは、精神的なところは似ていないんですが、実は意外なところが似ていて、わたしもイムカもキノコが嫌いなんです。わたしは、こんなにキノコが嫌いな役をやるのは初めてで、そこにすごく共感しました(笑)」と、キャラクターとの共通点を明かした。
また、ダハウ役の山寺は、リエラらに立ちはだかる役どころだが、「ダハウは、優秀な者は敵ですら認める度量の大きな人物。わたしには、それがなかなかできないんですよね。『ちょっとこいつ、これからくるな』と思ったら、つぶしておくみたいな意地悪なところがありますから(笑)」と笑いを誘いつつ、「でも、普段の自分は捨てて、とにかくダハウになりきりました」と語った。最後に、ファンに向けて「とにかく心に残る一本、感動できる一本になると思いますので、発売を楽しみにしていてください」とメッセージを送った。
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