小島梨里杏、1st写真集でたどり着いた「半分透明、半分自分」の境地

2019/03/22 07:30 配信

芸能一般

小島梨里杏(C)尾木司


小島梨里杏(C)尾木司


自分は“透明”なままで良いのかーー。そんな質問をぶつけられた気がしたのかもしれない。そんな折、本作のオファーがあり不思議と物語は繋がっていく。「写真集の内容を一緒に考えて行く中で、どういう風にしたい?と聞かれて、もちろん今までも意見を求められることはありましたが、ここまで私を第一に考えて、寄り添ってもらったのが初めてに近い感覚でした。女優として寄り添う仕事をしてきて透明であることの大切さも知っていますが、改めて自分がやる意味を体現できるようにならないといけないなと思いました」。

熊本や福岡を旅しながらありのままの姿を撮影することが決まると「繋がった気がした」という。透明ではなく自分自身を探す旅、使い古された言葉をあえて使うなら『自分探しの旅』。ありのまま、ただそこにいるということの難しさを感じながらも、小島は撮影を通して自分なりの答えを見つけていく。「半分透明で、半分自分だったら素敵かなって。だから“半透明”なんです。たくさん寄り添ってもらった作品。だからこそここでしか見られない瞬間が詰まっています。この写真集を見て一緒に旅をしてもらえたら嬉しいですね」。

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