小栗旬がムロツヨシを絶賛!「横顔がすごく二枚目」

2019/03/21 19:00 配信

ドラマ

【写真を見る】小栗旬絶賛の“ムロ・ディーン”撮影=チョン ユサン


3月23日(土)、24日(日)に2夜連続で放送される山崎豊子原作のドラマスペシャル「二つの祖国」(テレビ東京系)。第二次世界大戦前後に生きた日系アメリカ人二世たちが運命に翻弄されながらアイデンティティを模索するヒューマンドラマ。日系二世で日本人であることに誇りを持つ新聞記者・天羽賢治を演じる小栗旬と、アメリカ社会での成功を目指す野心家・チャーリー田宮に扮(ふん)するムロツヨシにインタビューした。

日系二世で日本人であることに誇りを持つ新聞記者・天羽賢治(小栗旬)と、アメリカ社会での成功を目指す野心家・チャーリー田宮(ムロツヨシ)©テレビ東京


――まずこの話を聞いたときの率直な感想を教えてください。

小栗「原作を読ませていただいて、なかなか大変な作品だなと思いました。賢治という人物は 8 歳から長い期間を鹿児島で過ごしていたので日本人気質もあるんだけど、根底にあるアメリカナイズされた部分もある。普通だと頑固者になるんだろうけどそこにまた一つ違う要素がある人物だったので、キャラクターをつくるのは難しかったですね」

ムロ「チャーリーはひと言でいうと野心家。自分の心を変えてでも今この時代に生きることを考えています。そのためなら手段を選ばない。そうしないと自分が生きている意味がないと思っているところがあって。でもそれは何となく理解できます」

小栗「この話を読んだときに、チャーリーはムロさんだと思ったんですよ。チャーリーの持っている想いみたいなものがムロさんとリンクして。ムロさんがやったら面白いなと思いました」

ムロ「僕も役者を職業にすると決めたとき、とりあえず経験を積み、それができてから自分という“個”がついて来ればいいと思っていたから。そういうところなのかな。また2 人は、全く違う考え方を持っているのに学生時代を一緒に過ごして一緒の仕事をする。そこには友情なのか対抗心なのか何があるのか分からないですが、その距離感も強く意識しました」

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