小栗旬がムロツヨシを絶賛！「横顔がすごく二枚目」

――共演作も多いですが、今回はかなりシリアスな役柄。どのように感じていましたか？

ムロ「これは僕も聞きたい!! 僕はいろんな役をしている小栗くんを見ているので、賢治を演じている姿はすんなりと落とし込めたんですが、僕のことをどう思っていたのか…」

小栗「実際、僕たちは共演作が多いんですが特に映像では一緒にいるシーンはあまりなかったんですよ。なので、ムロさんとガッツリお芝居するのはこんな感じなのかと。まぁときどき、何、真面目な顔をしているんだろう？とは思いましたが(笑)」

ムロ「当たり前ですよ(笑)。僕はどの作品でも真面目です。あっ、そういえば、移動車の中でいきなり写真を撮るのはやめていただきたかった」

小栗「横顔がすごく二枚目なんですよ。一瞬、ジェームズ・ディーンかと思うくらいカッコ良くて。もう“ムロ・ディーン”でしたね」

――劇中では、対立する関係でしたが、お互いの「ここはかなわない」と感じるところを、ドラマの話でも、それ以外のことでも構いませんので、教えてください。

ムロ「賢治が煙草を吸うシーンがあるんですが、あれはカッコ良かったです」

小栗「ムロさんのかなわない所は共演者のリラックスのさせ方ですね。一緒に出演している高良(健吾)とも話していたんですが、僕たちにはあれは出来ないなって。女性キャストの方もムロさんと一緒にいるとすごく楽しそうなんですよ」

ムロ「それはしょうがないでしょ。そういう生き方をしてきてしまったんだから。できれば僕だって、小栗くんとか高良くんのような立ち位置でいたかったよ。でも、それをしたら、何カッコつけているんですか？って言われるだけだから(笑)。もうこれは生き方の違いです」