NHK総合で放送中のドラマ「セカンドバージン」で、17歳年上の出版プロデューサー・中村るい(鈴木京香)と、したたかで一途な妻・万理江(深田恭子)の間で揺れ動く男・鈴木行を演じる長谷川博己が、同局の情報番組「スタジオパークからこんにちは」に11月12日ゲスト出演した。緊張の収録を終えた長谷川に感想を聞いた。
同番組では、長谷川が出演している「セカンドバージン」のハイライトを振り返り、長谷川からみた共演の鈴木や深田の印象などについてもコトーク。また、鈴木と脚本家の大石静が、激励のコメントを寄せた。ほか、少年期や大学時代の写真を公開。家族についてや、好みの女性のタイプも暴露し、ドラマでは見ることができない長谷川の素顔に迫った。
収録を終えた長谷川は、「始めは、緊張しないと思っていたんですけど、番組を見に来ているお客さんの歓声で緊張が高まりましたね。たくさんの人がいてうれしかったです。小学生には『がんばれ』と声をかけられました」と笑顔に。
番組中では、少年期のひょうきんな表情の写真も登場。長谷川は、「人に笑ってもらうのが好きだったんです。笑わせることが好きな友達ばかりで、テレビ番組も”ドリフ(の大爆笑)”が一番好きで見てました。学校で、“ドリフ(の大爆笑)”か“(オレたち)ひょうきん族”(ともにフジテレビ系)のどっちを見ているのかという話題によくなってましたが、断然ドリフ派でしたね」と回顧する。
大学時代は、友人に頼まれて初めて舞台に立ったことを話し、「人がいないからと頼まれて、1日悩みましたが、当時は、役者をやるということにも興味があったし、考えが甘かったので、すぐやってみようと思いましたね(笑)。やってみたらすごく大変でした。演出家にめちゃくちゃ怒られたりもしました。その友達の演劇集団は、舞台の設営も自分たちの手で行い、チケットを売るのもノルマがあったりしたんですけど、舞台を作っていく上で必然なことだったんだなと勉強させてもらいました」と語る。番組では、監督業にあこがれていたと話した長谷川。「俳優として舞台に立つまでは脚本を書く作業をしていたんです。文学座に入り、役者もやりながら脚本も書くという同級生と出会い、その人の話を聞いていたらまた脚本の制作を再開しようかなと思いました。けど、俳優が面白いと思ってしまったので、その後は結局書かなかったですね」と当時を振り返った。
スタジオには、10~50代の女性が見学に詰めかけ、観覧は普段の4、5倍の倍率だったという。「友達から『見たよ』とかメールがきたりしますけど、みんなそんなに盛り上がってないんですよ。僕あんまり友達いないのかな(笑)」といいつつも、反響の大きさを体感したようすだった。
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