長渕剛が20年ぶりにスクリーンへ! 実直な男となり“愛”を描く

2019/03/28 10:00 配信

映画

20年ぶりに映画に出演する長渕剛

権野元監督コメント


20年ぶりの映画出演になる長渕剛さんとご一緒できるとなり、最初の瞬間は緊張に膝が震えました。

ですが、実際お会いして共に時間を過ごし、いろいろと綿密にさまざまな事を語り合っていく中で、確実にその震えは武者震いに変わっていきました。

その私が感じた強烈な長渕さんのエネルギーは、この「太陽の家」の重要な礎となっています。

後は、長渕さんを始めとする魅力的なキャスト、そしてスタッフと一丸となり、観客の皆さんの心を震わすべく、この「太陽の家」を丁寧に大胆に建ち上げるだけです。ご期待ください!

ストーリー


川崎信吾は、神技的な腕を持つ大工の棟梁。普段はサングラスに強面風だが、やんちゃで人情味の厚い男。そんな川崎が現場で木と向き合えば、職人気質なオーラを放つ。

年ごろの娘としっかり者の女房と幸せに暮らしていたが、好みの女性には少々弱い。いつものように弟子の入江らと現場で仕事に励んでいるところに、川崎が無視できない保険会社の営業ウーマン・池田芽衣が通りかかる。芽衣は息子一人を持つシングルマザーだった。

父親を知らずに育った少年・龍生が気になる川崎。「俺が男にしてやる!」とばかりに血が騒ぐ川崎に対し、なかなか懐かなかった龍生は、徐々に男同士の触れ合いができるまで心を開いていく。

そんな折、川崎はこの親子に家を作ろうと思い立つが、娘と妻、弟子たちはそんな川崎の様子に納得がいかない。周りの不穏な空気も気にせず、家づくりに没頭する川崎の前に、突如龍生の父と名乗る男が現れる――。