BS-TBSで12月4日(土)に放送がスタートする「ケータイ刑事 銭形結」の制作発表記者会見が11月12日、都内で行われ、出演者の岡本杏理、辰巳琢郎が登壇した。
同作は、IQ180の頭脳を発揮し、難事件に挑むヒロインの活躍を描くシリーズの第8弾。女子高校生にして刑事の結(岡本)と、少し変わり者の相棒の刑事・あさみつひこ(辰巳)のコンビが事件を解決していく。
この日、同作がアメリカ西海岸でも同時放送されることが発表され、モバイルファクトリーが運営する「モバゲー」のソーシャルゲームにおいて、ドラマと完全連動したストーリーでゲーム化されることも発表された。さらに、シリーズ通算200回を迎える12月25日(土)の放送では、3Dフォトモーフィングを利用し、3D映像のような立体的な映像が楽しめるほか、NTTドコモのAndroid端末を対象にしたアプリも用意され、12月29日(水)から31日(金)まで東京・本多劇場で舞台化されるなど、さまざまな分野での取り組みが行われることが明らかになった。
ファッションモデルであり、女優としても活躍する岡本は、同作の主人公に起用されたことについて、「“ケータイ刑事”はすごくあこがれていて、大好きな作品なので、このお話をいただいて、うれしくてびっくりしました」と心境を語った。さらに「お母さんに『“ケータイ刑事“やるよ』って言ったら、『知ってるよ』って言われました(笑)。マネジャーさんとお母さんは2年前から知っていたそうで『やられたかぁ』って思って(笑)、びっくりしました」と裏話を明かした。一方、相棒役の辰巳は「いい現場に呼んでいただいたなという印象です。現場はとってもノリがよくて、楽しいですね! ドラマ作りってこうじゃなくちゃいけないなっていう感じで、スタッフワークとかがよくできあがっているんです」と恵まれた撮影現場であることを明かした。
2人は現場でのエピソードについても触れ、岡本が「辰巳さんからは、撮影する中で(演技の)アドバイスをしていただいたり、テスト前に勉強を教えていただいたりして、すごく感謝しています。地理を教えていただいた後、すぐに(テストを)受けたらすごく点数が上がって、(教えてもらって)よかったなと思っています(笑)」と笑顔。これを受けて辰巳も「すごくうれしいですよね。番組が終わっても家庭教師を続けたいです(笑)」と願望を明かし、続けて「杏理ちゃんは、スタイルがいいし、りんとしていて大物になりそうな感じ」と岡本をべた褒め。最後に岡本は、「今まで、7名のすばらしい女優さんたちが『ケータイ刑事』をやってきたので、負けないように、そしてこの作品のファンの皆さんに納得してもらえるようにしていきたいと思います」と意気込みを語った。
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