人気テレビ番組「ニュース・プレゼンス」の花形女性キャスター。いつもテレビで見かける知的で物静かなイメージとプライベートでの会話イメージはかなり異なる。
偉大なタイトルに関わらせていただけて非常に光栄に思いますし、ゲームからの続投ということで香織さんをまた演じられるありがたい気持ちで一杯です。
伝説ということもあり熱烈なファンの方も多く、私の周りでも「YU-NO 当時凄くハマってたなー!」とお声掛けいただくことが多々ありましたので、皆さんにどう感じていただけるのだろうとちょっぴり緊張もしつつ。
ゲームを収録した時は、自分のキャラクターのルートしかわからない状態だったので、台本をいただく度に新鮮なことがとても多く、2クールのアニメの中で、このお話がどう進んでいくのか、とてもわくわくしながらアフレコに臨んでいます。
香織さんはひらひらと自由に舞うアゲハ蝶みたいな人です。すごく頭が良い、切れ者。そして正直者。「女」という武器を最大限に活かして、自分も動くけど、それ以上に賢く他者を使って己の欲望を叶えていく強い女性。私にはそういうところがないので(笑)とても尊敬しています。
と同時に、いけ好かない部分でもありますね。間違いなく女性の敵でしょう(笑)。表情が豊かな方なのですが、単純に天真爛漫が故に、ということではなくて、全てを自分の利に持っていくための戦法として多彩な表情や言葉を惜しみなく使っていく…という方で、会話でもほとんど香織さんがイニシアチブをとっていますし、その表情や言葉の意図を、裏側を、1つ1つ考えながらお芝居のふり幅を出すのが難しかったですね。
感情だけに左右されないというか。全てに裏があるので。「つかみどころがない風の様な人」というディレクションがあったのですが、お芝居を考えていく中でも、香織さんはそういうキャラクターでした。やっぱり私にはなれません(笑)。
テレビアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の放送は、AT-Xで4月2日(火)、TOKYO MXで4月3日(水)にスタートする。また4月6日(土)よりメ~テレで放送されることも決定した。
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