東京03のラジオ番組がレギュラー化! 初回ゲストの矢作兼が“フンイキだけの男”に

2019/04/01 08:00 配信

芸能一般

ラジオ「東京03の好きにさせるかッ!」の初回放送に矢作兼がゲスト出演

1個か2個ぐらいは実績ないとダメなんですよ


――今回のコントは「フンイキだけの男」がタイトルでしたがいかがでしたか。

矢作:いやもう本当に僕のアテガキがよくできていたなと思います(笑)。いやでも実際、それ(雰囲気)だけで本当にまあまあ出世できると思うんですよね。ちゃんと締めるところを締めれば。あと、1個か2個ぐらいは実績ないとダメなんですよ。

飯塚:完全に雰囲気だけじゃダメなんですね。

矢作:ダメなの。だって(雰囲気だけの男と言えば)小木(博明)はちゃんと「IPPONグランプリ」獲ってるからね。

飯塚:そっか! それはでかいね。

矢作:結局そうなのよ。なんか1個実績があれば雰囲気でいけるんだよね。

――矢作さんはそのイメージで得してることありますか?

矢作:得ね~得か。難しいね。損してた時があれば分かるんだけど、周りから見たら得だなと思われることは自分では何が得してるかよく分かんないんだよね。何を得してるんだろうね。

飯塚:矢作さんはもう矢作さんだから。すごいなと思うけど得してるなっていう感じはないかな。このままの人だから何も変わらないんだよね。すごい人徳があって。矢作さんがそう仕向けてるわけでもないし、自然なのすごい。

矢作:本当によく分かんない。自分のこと自分で作ってたりとかしてるかもしれないから、それすら分かんないね。もしかしたら作ってんのかもしれないしね、幼少の頃にね。

飯塚:何か深い話になってきた(笑)。他にいないんですよ、こんなに裏表がない人。

――皆さんはこれまでに“雰囲気”で乗り越えたな、というエピソードはありますか?

飯塚:俺ね、本当に度胸がないんでしょうけど、あまり嘘がつけないんですよ。バレたらどうしようって思っちゃって。だから雰囲気で乗り越えられたことなかったな…矢作さんはあります?

矢作:雰囲気で乗り越えたことね、あると思うけど…あるかな。

飯塚:基本ずっとそうだからいちいち覚えてないんでしょ。

矢作:そうね。

飯塚:そうでしょ。

矢作:確かに。それこそ池袋出身だから周りにヤンチャな人が多いけど、全部雰囲気でどうにかしてきたもん。

角田:僕は大学生時代ですけど、女性達と新宿で飲んだ時、解散した後に女性たちが別の学生にナンパされたんですよ。嫌がってるって感じで、それが目に入っちゃったんです。で、女性達もこっちを見てきたからけんかしたこととかなかったけど行くしかなくって…。頑張って低いトーンで「何、どうしたの」って話しかけて、「ん? ん? ん?」って向こうの目を見て言ったんです。本当は怖くてブルブルですよ! でもそうしたら向こうが「まぁまぁ…」みたいな感じで引いてって…。

飯塚:おお、乗り切った!

角田:そうやって乗り切ったことが一回ありましたよ。向こうからちょっとでも返されてたら終わりでしたね…その後モテるかなと思ったんですけど全然モテなかったです。守ったのに…。

豊本:僕は3人の中でネタを一番飛ばすんですけど、「思い出せねえな」と思ってたら2人が焦ってくるから僕は何もしなくても2人のせいだ、みたいな感じでお客さんが見てくれるんです。それで難を逃れますね。

飯塚:あれ雰囲気でごまかしてるの?

豊本:そういう時はもう黙ってればいいかなって。

飯塚:あぁ~、確かにそう。ただ、汗びっしょりかいてますよ。

角田:ネタ中にドッと汗が出てんのよ。

飯塚:ごまかせてないよ。最前列のお客さんとか濡れてんなって思ってるよ。

豊本:(笑)。

――レギュラー化ということで、何か心持ちが変わったりはしましたか?

飯塚:心持ちは特に…でも、「また来週~」って言えるのは新鮮でしたね。

矢作:特番何回ぐらいやってんの。

飯塚:結構やったよね。7回ぐらい。

――今後何か番組でやりたいことはありますか?

飯塚:そうだなぁ~…あ、コーナーが増えるんです、1個。今の世間がどういうことになってるのかを先生に教わるみたいな、何も知らないので大人の小難しいことを教わるというコーナーができました。

――矢作さんはまたゲストで呼ばれたり…。

矢作:いつだって呼ばれたら来ますけど。覚えることじゃなきゃいいですね。

飯塚:覚えるコントもやってよ。

矢作:スタジオに来て、ちょっと軽く練習しながらこんな感じかな~ってやるのが良いよね。

――矢作さんから何かお三方へエールはありますか?

矢作:エール?

飯塚:あ、今後誰とやったらいいと思うとかありますか。

矢作:出させて頂いていて自分で言うのもなんだけど、なんか(どんな感じになるか)分かりきってるじゃん、俺が出るってのは。だからそういうのが見えない人とやるっていうのが面白いと思うから、そういう人がいいと思う。見えない人とやって、また見える人がいいなって思ったら俺呼んでくれたらいいし。

飯塚:全然面識がないような人とか。

矢作:そうそう。怖いけどね。でもここだったら、台本を読んでいいからなんとかね、読み合わせで直せるし。

――これまで声優や俳優の方が来てましたが例えばミュージカルの方とか…。

飯塚:ミュージカルの人ね!

矢作:面白そう! 市村正親さんとか。

飯塚:城田優くんとかじゃないの?(笑) 市村正親さんは来てくれないでしょう! 気を使ってしょうがないよ(笑)。

矢作:市村さん面白そうじゃん。市村さんに変なことやらせたらきっと面白いよ。バカな王様の役とかいいじゃん。

飯塚:確かに面白そう。