――TEAM NACSの公演は1996年の旗揚げ公演から16回を数え、「日本一チケットが取れない舞台」としても有名になりました。結成して23年、リーダーにとってTEAM NACSはどのような存在ですか?
ほとんどソロワークの我々ですが、後ろにチームがあるから安心できます。一方で、チームの代表だからこそ爪痕を残さなきゃいけない側面もあります。“森崎博之(TEAM NACS) ”と書かれている以上、1つ1つの仕事を大事に考えなければならない。重たい荷物でもありますが、宝物や家族というか…、自分を形成する上でなくせないものですね。
――そのソロワークの一つとして、4月2日(月)から放送が始まる連続ドラマ小説「なつぞら」に、メンバーの安田顕さん、音尾琢真さん、戸次重幸さんが出演しますね。
まず北海道を舞台にしてくれることがありがたいですし、道産子である彼らが…それこそ音尾が酪農家を演じるなんて、うれしくてたまらないですね。珍しく牛舎の話をする音尾に、さんざん酪農ロケをやってきた私としては、ものすごくうなずいています。“そうなんだよ、音尾くん!分かってくれたか!”って(笑)。
取材・文=篠崎美緒
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