森崎博之の“北海道”と“TEAM NACS”への愛「重たいでしょ(笑)」

2019/03/30 06:00 配信

芸能一般

演出を手掛けた舞台の話を振り返る森崎博之撮影=玉井美世子


“そうなんだよ、音尾くん!分かってくれたか!”って(笑)


――TEAM NACSの公演は1996年の旗揚げ公演から16回を数え、「日本一チケットが取れない舞台」としても有名になりました。結成して23年、リーダーにとってTEAM NACSはどのような存在ですか?

ほとんどソロワークの我々ですが、後ろにチームがあるから安心できます。一方で、チームの代表だからこそ爪痕を残さなきゃいけない側面もあります。“森崎博之(TEAM NACS) ”と書かれている以上、1つ1つの仕事を大事に考えなければならない。重たい荷物でもありますが、宝物や家族というか…、自分を形成する上でなくせないものですね。

――そのソロワークの一つとして、4月2日(月)から放送が始まる連続ドラマ小説「なつぞら」に、メンバーの安田顕さん、音尾琢真さん、戸次重幸さんが出演しますね。

まず北海道を舞台にしてくれることがありがたいですし、道産子である彼らが…それこそ音尾が酪農家を演じるなんて、うれしくてたまらないですね。珍しく牛舎の話をする音尾に、さんざん酪農ロケをやってきた私としては、ものすごくうなずいています。“そうなんだよ、音尾くん!分かってくれたか!”って(笑)。

取材・文=篠崎美緒