“チャラめのオレ様”な高校生を演じた佐藤大樹「高1のときにちょっとモテ期が来て…(笑)」

2019/04/02 18:30 配信

映画

映画「4月の君、スピカ。」で宇田川泰陽(うだがわ・たいよう)を演じる佐藤大樹撮影=下田直樹


福原遥佐藤大樹がW主演を務める映画「4月の君、スピカ。」(4月5日公開)。地味で暗めの平凡女子・早乙女星(さおとめ・せい=福原)と、星が転校先で出会った2人の少年、宇田川泰陽(うだがわ・たいよう=佐藤)と大高深月(鈴木仁)が天文部を舞台に巻き起こす甘く切ないラブストーリーだ。

本作でチャラめのオレ様男子・泰陽を演じ、EXILE/FANTASTICS from EXILE TRIBEの一員として主題歌も担う佐藤に、作品の魅力を聞いた。

転校先で星(せい/福原遥)はチャラめのオレ様男子・宇田川泰陽(うだがわ・たいよう/佐藤大樹)と出会う(C) 2019杉山美和子・小学館/「4月の君、スピカ。」製作委員会


「泰陽のちゃらんぽらんな感じは自分と似てる」


――泰陽というキャラクターのどんなところに魅力を感じましたか?

泰陽は、見た目もチャラいし言葉遣いも荒々しい。だけど根はすごく真面目だし、真っすぐなんですよね。それでいて学年一の秀才っていうところが最大の魅力です。

原作があって、たくさんの原作や泰陽ファンの方がいるので、もちろんそれに忠実に演じるんですけど、生身の人間がやるからこそウソのない流れ、セリフの言い回しにしたいという思いもあったので、役を自分に当てはめてみたらどう言葉が出るのかな、とか考えながら演じました。

――泰陽くんに共感するポイントはありますか?

僕も普段、もの静かな方ではないので、泰陽の脳天気というか(笑)、ちゃらんぽらんな感じは似てるなと思いました。勉強も嫌いじゃないんで、けっこうリンクする部分は多かったですね。

ただ、僕自身はほとんど高校時代にああいう恋愛みたいなことできなかったですね。学生時代はダンスとバイトの毎日でしたし、勉強も好きだったので。その3つを頑張って両立してる感じでしたね。

――モテたんじゃありませんか?

高1のときにちょっとモテ期が来て…。ダンスって当時あんまり流行ってなくて、踊れるってことが珍しかったんで、わりとモテはしました(笑)。でもちゃんとした恋愛はしなかったですね。