NHKワンセグ2では、11月22日(月)から2週にわたり、ワンセグ2独自のドラマ「こいわらい」「僕のとてもわがままな奥さん」を放送する。第1週の「こいわらい」は11月22日(月)~26日(金)の放送で早織、佐野和真、池乃めだからが出演。第2週の「僕のとてもわがままな奥さん」は11月29日(月)~12月3日(金)の放送で倉科カナが主演を務める。
NHKワンセグ2とは、ワンセグ機能を持った携帯端末の2チャンネルで放送中のワンセグ独自番組。主に平日の昼休みや深夜の時間帯に、5分~15分のミニ番組を中心に情報やドラマのダイジェストなどを魅力的なコンテンツを放送している。
「こいわらい」は、早織演じる女子大生で美人剣士の和邇(わに)メグルが、なぞの棒を小太刀のように使い、目の前に現れる敵を次々と倒していくミステリアスなアクション物語。そのメグルと共に京都からやってきた電器チェーン店会長の田上源助(池乃めだか)は、剣術マニアで、和邇家に代々伝わる秘剣「こいわらい」を見るため、余りあるお金でギャング少年を利用しメグルと戦わせようとする。そんな中、豆腐が大好物のメグルはある日、豆腐店で働く庄司哲平(佐野和真)に出会い、次第に想いを寄せていく。
「僕のとてもわがままな奥さん」は銀色夏生の小説が原作で、倉科カナがわがままな女・ナオミを一人芝居で演じる。平凡な夫・ジュンの妻であるナオミは、美人でスタイルも抜群だけどわがままな性格が難点。ジュンはナオミに一方的に押し切られて結婚したが、ナオミのわがままに翻弄される日々を送る。そんなわがままな性格だけど、なぜか憎めないかわいらしさを持つナオミの日常を、ジュンの目線でストーリーは進んでいく。
撮影を終えた倉科は、以前主演を務めた朝ドラの「ウェルかめ」(’09年-‘10年NHK総合)とは違った“わがままな女性”を演じたことについて「夫のことが好きだからこそ、意地悪をしたくなるナオミの気持ちもわかりますね。あまのじゃくな一面があるので、素直に好きということができず、相手を困らせようとするタイプなので」と振り返った。演じて難しかった点について「相手の声も表情もなく、一人芝居なので、相手のリアクションを想像しながら演技しなくてはいけなかったことが大変でした。カメラ目線で演技をするのは今までになかったことなので違和感がありました」と明かす。また、「ジュンの目線(カメラ目線)で進んでいくところとか、いろんな衣装をたくさん着ているのも見どころの一つですね。“ナオミってどういう人なんだろう?”と見ている人がそれぞれ違った印象をうけるかと思います」と同作品の見どころを語った。
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