韓国版「ドラゴン桜」が日本初上陸! 韓国の“国民の弟”ユ・スンホに直撃!

2010/11/19 13:32 配信

ドラマ

韓国版「ドラゴン桜」でファン・ベクヒョンを演じるユ・スンホ(C)2010 KBS. All rights reserved 原作“ドラゴン桜”(C)2003 Norifusa Mita, published by Kodansha Ltd.

6歳でデビューし、子役として活躍した後、ドラマ「王と私」「太王四神記」「善徳女王」などのヒット作に立て続けに出演したユ・スンホ。かわいらしい子役時代から韓国では“国民の弟”として人気を集め、成長した現在では次世代のイケメン俳優として注目されている。

そんなスンホが、阿部寛主演でTBSでドラマ化された三田紀房原作の漫画「ドラゴン桜」の韓国版ドラマに出演。韓国では最高視聴率27.4%を記録した作品で、日本では11月19日(金)から全国のTSUTAYAでレンタルが開始される。落ちこぼれの生徒が韓国最高の名門大学・天下大学合格を目指す学園ドラマで、反逆児・ファン・ベクヒョンを演じるスンホに、作品の魅力などを語ってもらった。

――「ドラゴン桜」への出演理由の決め手となったのはどんな点ですか?

「自分の年齢に合っているキャラクターだと思いましたし、僕の年齢で一番うまく表現できるキャラクターになるのではないかと思って決めました」

――実年齢に近いファン・ベクヒョンを演じましたが、ベクヒョンの印象を教えてください。

「ファン・ベクヒョンというキャラクターはかなり格好良くて義理堅く、すべてのことに最善を尽くすキャラクターです。ベクヒョンの方が僕よりも勇気があってプライドもあるし、自分に似ているところはないですね(笑)。反抗児というキャラクターを表現するのが一番難しかったし、真摯なキャラクターを演じるので撮影に集中するのも大変でした」

――ベクヒョンを演じたことで、家族や友達、ファンなどの反応はいかがでしたか? 何か変わった点などがあれば教えてください。

「最初は、すごくぎこちないと言われました。その時は正直とてもつらかったです。でも、16話まで撮影しなければいけないのに、最後までぎこちない演技をお見せするわけにはいきませんし、時間がたつにつれて、少しずつ慣れてきて、ベクヒョンというキャラクターに近付くことができました。撮影が終わってからも、僕の体の中にベクヒョンというキャラクターがまだ残っているような気がして、無意識に反抗したりささいなことで怒ったりしていないかと心配です(笑)」

――ドラマは受験を描いた内容となりますが、ユ・スンホさん自身は勉強が好きな方ですか?

「勉強は好きではないですが、努力はしようと思います。あとで後悔しないように(笑)」

――キム・スロさんが演じたカン・ソクホとは衝突するシーンが多かったですが、ベクヒョンにとってカン・ソクホはどんな存在だったと思いますか?

「第一印象は、とても強い方のように見えたので、何となくプレッシャーを感じていたのですが、一緒に演技をしながらキム・スロさんがいろいろと助けてくださって、現場の雰囲気を盛り上げようとおもしろい話をしてくださいました。大変な撮影にもかかわらず、いつも笑顔で先に声をかけてきてくださる、思いやりのある優しいキム・スロさんのおかげで、撮影がつらくありませんでした。ベクヒョンにとって、ソクホ先生は、精神的に深く傷ついているときに“できる”という勇気を与えてくれて、人生の教えをくれた、とても大事な存在です」

――長年、子役として活躍されてきましたが、「善徳女王」「ドラゴン桜」では、大人に一歩近付いた役柄でした。本作品はどんな意味を持つ作品になりましたか?

「子役と、大人の役との間にある大事な作品でした。子役を演じるには遅いですし、大人の役を演じるには早い、という時期の僕にピッタリな作品だったと思います。子役と大人役との中間の懸け橋のような役割をしてくれて、僕が次の作品で自然に大人の役を演じられるように助けてくれた、ありがたい作品です」

――この作品は日本でも人気の漫画「ドラゴン桜」が原作です。日本でもドラマ化されており、人気の高い作品ですが、スンホくんを愛する日本の大人女子へ、熱いメッセージをください。

「僕は日本ではまだそれほど活動していませんが、今回の『ドラゴン桜 韓国版』の原作である『ドラゴン桜』を通して、日本と一層近付いたように感じました。機会があれば、『欲望の火花』も日本に進出して皆さんに見ていただけるように、撮影をがんばります。日本でもぜひ、活動してみたいと思っています。これからも応援よろしくお願いします(笑)」