――結局制限時間いっぱいの9時間近く動き回り、結構大変でしたね。
ウド:もっとやりたかったですねえ、本当に。全マス開けるまで帰りたくないっていう気持ちでした(笑)。
天野:前半スムーズに行って、これ夕方早い段階で終わるかなと思ったんですが、途中でブレーキがかかりましたね。
ビンゴの配置が絶妙なんですよ。1個足りないとか、相手はいるんだけど全然バラバラっていう感じで。結構うまいことできてますよね。
――今回は舞台が東京。ちょっと心配していましたが。
天野:東京ってシャイなイメージがあるし、ロケ慣れもしているので、わーっていう感じでうれしがって出てくれる方が少ないと思っていたんですが、ふたを開けてみたら意外と積極的にいろいろ参加していただいて。
特に浅草は、元気な人が多かったですね。「やっちゃうわよ!」みたいな。
ウド:なんかノリでそのまま、流れで。
天野:関西に負けないぐらいの人も多かったよね。
――ウドさんがやたらと元気でしたよね?
天野:今回は浅草と巣鴨という、ウドちゃんのホームタウンって言うか、ウドちゃんが得意な高齢者の多い街だったんでね。
ウド:やっぱり、マダム、マドンナが多いですからねえ、心躍るっていう…。
天野:浅草の商店街でおばちゃんに耳かきしてもらうっていう映像は、今までテレビでなかったんじゃないですかね(笑)。
ウド:とても気持ち良かったです。その街角街角で「耳かきビンゴ」っていう番組でもいいよね。
天野:やめろよ! ず~っとおばちゃんの耳かき見るの? なかなか強烈だね(笑)。
にらめっこで勝つ、ていう指令があっておばあちゃんと対戦したんだけど、おばあちゃんが一生懸命やってくれるんで、逆につらくなって笑っちゃいました(笑)。
ウド:やっぱり癒されるし、和むしねえ、お母さんたちは懐が深い!
――特に印象に残った人とかいますか?
天野:浅草でどうしよう、って困っていた時に、いきなりスーパーヒーローみたいに登場したスーツ姿の人。内容は言えないけど、さらっと指令をこなして名前も言わずに、どうも、なんて言って去っていった…。通りすがりで素晴らしかったですね。
ウド:これから横浜に行く、という一言を残してね。
天野:ああいう救世主が前回の時も急に現れたんですよ。ああいう時はね、なんだろう、こういう出会いって不思議だな、って思いますね。
ウド:街の皆さんにすごく協力していただいて、おかげでゲームができているんだと。
――今回のゲームはチーム戦。それぞれに役割があったようで、まさにチーム一丸となってという感じでしたね。
ウド:やっぱりウチのチームとしては、こじるり(小島瑠璃子)ちゃんがね、ものすごくアクティブなんですよね。発想即行動ってことで。
テーブルクロス引きの時なんか、食事をするわけでもないのに近くの飲食店と自ら交渉してテーブルを借りてきてくれて、さらにそのテーブルを(吉田)沙保里さんが運んできてくれるという…。
天野:こじるりが交渉して、沙保里さんが稼いで、オレたちはそれを見て笑っているという…。オレたちホント、何もしなかったね(笑)。
――最後に見どころをお願いします。
天野:ドラマがいっぱいありました。結構苦しまぎれに身内で何とかするっていう技がどこまで許されるのかっていうのも見どころです(笑)。
東京の素人さんたちがわーってやってくれる番組がすごく少なくなったと思うんですけど、オモシロ人間はまだまだいるなと。
また、こうやって一般の方と絡めるような番組をやってほしいですね。この番組も、3回、4回と続けて行きたいです。
ウド:Mr.シャチホコさんの、あるサプライズにはビックリしました。彼のラブリーな一面が見られるので楽しみにしていてください。
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