2011年1月6日(木)から、日本テレビ系の木曜夜11:58枠で放送されるドラマ「示談交渉人 ゴタ消し」の主演をお笑い芸人のキングコング・西野亮廣が務めることが分かり、11月21日、都内で取材会が行われた。
同ドラマは、「スーパージャンプ」(集英社)で連載中の大沢俊太郎の漫画「ゴタ消し 示談交渉人 白井虎次郎」を原作にした1話完結型の勧善懲悪ドラマ。“ゴタ”とは、セクハラやクレーマーなどのトラブルの隠語のことで、西野演じる主人公の虎次郎は、交渉術や心理術のエキスパートとして、泣き寝入りを強いられている依頼人のゴタを巧みな駆け引きで解決するプロの示談交渉人だ。また、共演は忽那汐里とガレッジセール・ゴリが務める。忽那は、白井の助手的存在で天真爛漫(らんまん)な桜彩乃役、ゴリは白井の協力者で情報収集に長けたバーのマスター・藤井信吾を演じる。
連続ドラマ初主演となる西野は、「最初はけっこうふわっとしてたんですけど、衣装合わせで集まったときに、すごい人数の人が携わっていることが分かって。それを背負っていかなあかんので、これは半端なことはできないなと思いました」と主演の重みを感じた様子。作品については「ドラマを視聴者として見てて、原作ものをドラマ化したときには、たまにコスプレショーみたいになる時ってあるじゃないですか。そのビジュアルが気になって話が全然入ってこーへんってことがあるから、それはないようにしないとなと思っています。原作のファンの方がドラマを見たときに『なんでドラマ化したんや』ってならへんように『あぁ、これはやっぱりドラマ化すべきだったんやな』と思われるようにしたいですね」と思いを語った。
ドラマではさまざまなゴタが扱われるが、自身のことについても触れ、「最近はけっこうお仕事もプライベートも楽しくやらさせてもらってますね。昔はそれ結構ありましたけど(笑)、最近は別にないです。最近はちょっと大人になって、落ち着いた部分がありますね」と過去の自身をネタに笑いを誘った。また、相方の梶原雄太の同ドラマへの出演の可能性について聞かれると、「そこはノーコメントでいいすか? ここで梶原のことを話して記事になって、あいつがおいしくなるのが非常に嫌なんで(笑)。あいつが(ドラマに)入ってきたら嫌ですね~。でも、あるかもしんないですもんね。なるべく梶原くんとはご一緒したくないな、とは思いますがね(笑)」と冗談交じりに拒否してみせた。
最後に意気込みとして、「(ドラマは)やっぱり監督さん、スタッフさん、共演者さんがいて、僕1人のものじゃないですから。とにかく、自分の任せられているこの場所だけは全うして、素晴らしいドラマにしたいなと思っています」と語った。
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