現役メンバーが一通りのパフォーマンスを終え、「まだまだ終わりませんよ!」とアナウンスをかける和田彩花に会場からは期待のどよめきが湧く。直後に、約3年3カ月ぶりとなるOG・鞘師里保がオンステージ。
赤いペンライトの光と黄色い悲鳴を浴びつつモーニング娘。の同期である9期をはじめ、ともに時代を駆け抜けた10、11期メンバーとともに「Only you」「One・Two・Three」を立て続けに披露し、当時のストイックさを彷彿とさせる姿で会場の視線を一身に集めた。続けて登場したのは道重さゆみ。道重が登場するとステージ上では、道重、鞘師、現役の9、10、11期が抱き合い、感動に包まれる瞬間に。その後、譜久村聖と道重のデュエット曲「哀愁ロマンティック」を演じる姿は圧倒的な可愛さで“道重ワールド”全開。会場もピンク色の光に酔いしれていると、畳み掛けるように次曲では新垣里沙がステージに登場。こちらはモーニング娘。'19の12期~14期メンバーとともに「気まぐれプリンセス」で会場をまとめ上げ、コールの応酬で大盛り上がりへと導く。
MCで新垣・道重・鞘師がステージに集合してからも熱狂はやまない。会場のペンライトに感動しつつ「久しぶりで手が震えてます」と思いを語る鞘師と、「ずっとりほりほ不足だったのがやっと解消できました!」と夢中で鞘師に抱きつきにいく道重と、それを「はいはい」と安定感抜群に仕切っていく新垣。ここでモーニング娘。'19も合流しての「Fantasyが始まる」で会場の熱量も最高潮になった。
全35曲にわたったライブに、和田彩花はハロプロを代表して「タイトルにふさわしい心にずっとずっと残る公演になったと思うし、皆さんにも伝わっていたら嬉しいなと思います。」とコメント。ラストは現役メンバー全員でハロプロ・オールスターズ曲「YEAH YEAH YEAH」を披露。大団円のうちに【Hello! Project 20th Anniversary!! プレミアム】公演は締めくくられた。公演終了後、SNSでは、“ひなフェス”“鞘師里保”“I WISH”“ダブルユー”など、本公演のキーワードがトレンドを席巻。「モーニング娘。’14の時代に戻れた!」「鞘師はパフォーマンスはやっぱりスゴかった」「Wを見て、小さい頃を思い出した」など、感激の声で溢れかえっていた。
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