広瀬すずがヒロインを務める連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)が4月1日、スタートした。北海道・十勝の大自然で育ち、やがてアニメーターを志すヒロイン・奥原なつ(広瀬)の人生を描く物語らしく、初回では各所に名作アニメを連想させる場面がちりばめられ、ドラマファンだけでなくアニメファンの心もがっちりとつかんだ。(以下、ネタバレがあります)
“朝ドラ”第100作目という節目の作品「なつぞら」。第1週は、9歳で戦災孤児となったなつ(粟野咲莉)が、亡き父の戦友・柴田剛男(藤木直人)に引き取られて十勝にやってくる場面からスタート。
剛男の妻・富士子(松嶋菜々子)は我が子としてなつを受け入れようする一方、富士子の父でガンコ者の泰樹(草刈正雄)は働き手にもならないとなつに冷たくあたる――という物語が展開。
そんな「なつぞら」第1回。各所にアニメファンの琴線にふれる場面がちりばめられ、SNSでは話題を呼んでいる。
冒頭では、成長したなつを演じる広瀬も登場。北海道の広大な草原、青い空と白い雲の下で帽子をかぶったなつがキャンバスに向かい、絵を描いているシーンが描かれた。
続けて、おかっぱ頭でモンペ姿の幼いなつが東京大空襲で焼け出されるシーンの回想がアニメーションで表現され、オープニングのタイトルバック映像へ。スピッツの曲「優しいあの子」に乗せて、三つ編みの少女が動物たちとともに白樺の森を抜けて草原を駆け回るシーンがアニメーションで描かれた。
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