公開中の映画「SP 野望篇」の大ヒット御礼舞台あいさつが11月18日、都内で行われ、出演者の岡田准一、松尾諭、神尾佑と、波多野貴文監督が登壇した。
同作は、フジテレビ系で'07年11月~'08年1月に放送された人気ドラマの完結編となる劇場版2部作の第1弾。VIPの要人警護をする警視庁警備部警護課第四係のSPたちが、日本を根底から覆すテロの脅威に立ち向かう姿を描く。2作目となる「SP 革命篇」は2011年3月12日(土)から公開。
この日30歳を迎えた岡田に、花束と「SPスペシャルケーキ」、約600人のファンからハッピーバースデーの合唱がプレゼントされた。直径70cmの巨大なケーキに岡田は「こんなに大きいケーキは生まれて初めてです。一生忘れない」と喜んだ。さらに20代を振り返り「20代後半すべてを『SP』にささげ、30歳になるときにこうして公開できているということに運命的なものを感じます。これからも30代として、大人の方にも楽しんでもらえる作品をどんどん作っていけたらと思います」と意気込みを語った。
映画のランキングについて聞かれた神尾は「『海猿』がすごくヒットしてるじゃないですか。僕は勝手にそこを目標にしてます」と本音を漏らし、波多野監督も「ドキドキするので、見ないようにしていました。もしヒットしなかったら、岡田くんと『出家しようか』と話してました(笑)」と不安だった様子。そんな中、岡田は「リピーターの方が多いと聞きます」と話し、会場のお客さんに見た回数を聞いてみると、最終的に18回見たという女性が登場。会場から驚きとともに拍手が沸き、キャストたちもそっと胸をなでおろしたよう。
また、イベントの翌日から映画「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」が公開されることもあり、松尾は「“野望篇”のポスターに僕を使い、ハリー・ポッターぽくして、『あれ? ハリー、太ったな』と思わせて、お客さんを呼ぶのはどう?」と提案すると、すかさず司会者から「“ハリー・フトッター”でいくわけですね(笑)」とツッコミが入り、会場は爆笑に包まれた。
国会議事堂が舞台となる2作目「SP 革命篇」についても触れ、岡田は「僕にとっては、井上を演じる上ですごくつらく、苦しみながら演じたシーンがあります」と心情を吐露。波多野監督も「東宝始まって以来の規模の作品です」と自信を見せた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)