――マイナビBLITZ赤坂でも9人で2曲を初披露した両A面のニューシングル「We are Winner!/スターティングオーバー」がリリースされます。
高萩:勝者もたくさんの人の力を借りて、努力して勝利をつかんだんだっていうことを改めて感じる歌詞ですね。MVが公開されたころ、ちょうどイチローさんの引退会見があって、思ったんですけど(笑)。
努力すれば必ず未来に勝利があるっていうのは、私たちがBLITZを目指して頑張ってきたことにも当てはまるし、ファンの方も皆さんそれぞれのことに重ねて聞ける歌詞だなと思います。
鍛治島:つんく♂さんの歌詞は一つ一つのフレーズは難しくないんですけど、曲全体のストーリーが深くて、それをとらえるのが初めは難しかったですね。突然「スイートポテトが好き」とか出てきたり(笑)。
私が一番好きなフレーズは「一人じゃないって実感する」っていうところですね。私たち世代の今の女の子にはぴったりな歌詞だなと思います。
橋村:曲をいただいて、ライブで歌った時にファンの皆さんがどういう反応をするかなって思いました。盛り上がるというよりは、しっかり聞くタイプの曲なので。
9人それぞれ歌割りもあって、みんなで作り上げる曲ですね。BLITZで初披露したときも今までの曲の中でも一番、メンバーのことを思いながら歌ったし、これから歌うときもそうだろうなと思います。
吉川:私は歌っているときの気持ちが顔に出ちゃう方なんですけど、この曲はめちゃめちゃ笑顔になれます。にやけちゃうというか。オチサビでみんなが私と千夏ちゃんを囲むんですけど、BLITZのときに目が合ったかじぃ(鍛治島)が泣きそうな顔をしていて、ちょっと爆笑しそうになりましたけど(笑)。
鍛治島:メンバーの笑顔って、いいじゃないですか。ずっと一緒にいると、笑顔じゃないときも知っているし。今こうやって、一緒にステージに笑って立てているって幸せだなって思ったら、泣けてきそうになりました。
吉川:ボイトレの先生も普段は厳しい方なんですけど、ライブの後、泣きながら「感動した」って言っていただけました。
中川:仮歌の音源をいただいた時から感動しましたけど、レコーディングが終わってメンバーの声で聞いたら、さらに泣けました。みんなオーディションを勝ち抜いてきたメンバーなので、その歴史があるからこそ「Winner」という言葉が響くんだろうなと思います。
佐々木:歌詞には本当に注目してほしいですね。過去につらいことがあったからこそ、実感できる歌詞だなって思います。
鍛治島:つらいことあったんだ。まだ若いのに(笑)。
佐々木:東京に来て、芸能界に入るっていうことをお父さんに反対されて、けんかしちゃったりとか…。
森永:私もアイドルを目指す決心がつかなくて、ここまで右往左往してきたので、失敗してもいつだって取り返せるんだっていう勇気をもらいました。
島崎:私は以前からつんく♂さんの曲が好きで、初めて自分たちのために書いていただけるのがうれしくて、ずっとドキドキしていました。
曲が届いて、真っすぐですてきな歌詞だなと思いました。聞いた方一人一人がそれぞれいろんなことを感じていただける歌詞だなと思います。
新倉:皆さん言っていますけど、本当に歌詞がすてきなんですよ。読めば読むほど、大切に歌いたいなって思います。ライブで歌って、みんなの声が合わさった時にすごく感動したので、これからももっとすてきな曲になるように私も頑張りたいです。
高萩:9人になった分、ハーモニーが強調されて、今まで以上に聞き心地よくなっているなと思います。
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