神尾楓珠 初TGCに「萩原利久と励まし合っていました(笑)」

2019/04/02 16:00 配信

芸能一般

萩原利久と『「きっと、なんとかなる!」と励まし合っていました』撮影=成田おり枝


「これからまたやってやるぞ!」(神尾)


――神尾さんにとって、萩原さんはどんな存在ですか?

この間、利久とも「僕らって、お互いにどんな存在なんだろうね」と話していたんです。考え方も違うし、コミュニケーションの取り方、現場でどのようにしているかなど、タイプも全然違うんです。「それなのに、なんでこんなに一緒にいられるんだろう」と話していて思ったのは、お互いに芝居に対する熱量が同じだなということ。その熱量でつながっている気がしています。利久がこれだけやっているなら、僕もやらなきゃと刺激を受ける。そういう関係なのかなと思っています。

――ものすごくいい関係ですね。あらためて「3年A組」はご自身にとって、どのような作品になりましたか。

モチベーションを高くして臨めた作品です。それも利久の存在が大きかったと思います。これまでやった作品ももちろん全て本気でやっていますが、自分でも「3年A組」で一皮むけれたような気がしています。これからまたやってやるぞ!という気持ちになりました。

――5月17日(金)からは、出演映画「うちの執事が言うことには」の公開も控えています。見どころを教えてください。

永瀬廉くん演じる花穎(かえい)と、清原翔くん演じる執事・蒼馬(そうま)との関係性が、一番の見どころです。その2人にどのようにして周りが巻き込まれていくのかを見るのも、楽しいと思います。

僕は、無垢な学生だったのが、ひょんなことから上流階級の屋敷で働くことになった青年・峻(しゅん)を演じています。妹・美優(みゆ/優希美青)がいる役どころなんですが、社会のことをあまり分かっていなくて、無礼をしてしまう妹を心配するお兄ちゃんです。自分も戸惑っているけれど、頑張ってお兄ちゃんとして振る舞おうとする表情や言い方などに、ぜひ注目してほしいです。

取材・文=成田おり枝