広瀬すずがヒロインを務める連続テレビ小説「なつぞら」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)の第3回が4月3日に放送された。柴田家に引き取られた幼少期のなつ(粟野咲莉)が懸命に自分の居場所を見つけようとする姿に、視聴者から感動の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)
「なつぞら」は、戦争で両親を亡くし北海道・十勝の酪農家に引き取られた奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京し、アニメーターとしてみずみずしい感性を発揮していく姿を描く物語。序盤では、突然やってきたなつを柴田家の人々が受け入れるまでのエピソードが描かれている。
居候の身となり、幼いなりに柴田家の空気を感じ取って酪農の仕事を手伝い始めたなつ。第3回では、柴田家の家長・泰樹(草刈正雄)が「絞ってみろ」となつに搾乳を促した。
普段は穏やかな乳牛とはいえ、蹴られでもしたら命にかかわる。だが、なつは牛のそばに寄り添うと、「よろしくね、蹴らないでね。大丈夫、大丈夫」とその体を優しくなでた。
そして、初めての乳しぼり。おっかなびっくりだった手つきも、すぐにしっかりしたものに。周囲の大人の仕事をよく見ていたなつはあっという間にコツをつかみ、シュッシュッとテンポよく乳を搾り始めた。
泰樹がなつを認め始めた名シーン。SNSでは視聴者から「なっちゃん初めての乳搾りが努力と才能に溢れてて泣いた」「なっちゃん、えらい。胸が熱くなる!!」「周りにスタッフさん達がいるとはいえ本物の牛相手だから恐怖心もあっただろうによく頑張ったなあ」「なっちゃん役の子が牛に慣れてもらうの上手だったんだなってなんか嬉しくなった」といった感動の声が上がっている。
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