埼玉県とJAグループさいたまは11月20日、埼玉・ステラタウンにて、埼玉農産物のブランド化を推進している品目を消費者に「見て」「知って」「味わって」もらうことに加え、「購入して」もらうことを目的として「“元気いっぱい”埼玉農産物フェア2010」を開催。河相我聞、料理研究家の森崎友紀がイベントに出席し、トークショーが行われた。
河相は「ずっと18歳くらいまで埼玉に住んでいて、埼玉はたくさんおいしいものがあるのに、意外に知られていないなと思います。いずれ自分が有名になったらPRできればなと思っていました。子供のころから家は、肉より野菜を食べる家庭だったので埼玉の野菜を食べていましたね」とコメント。森崎は埼玉の農産物を使い、家庭で簡単に作れるオリジナル料理を紹介。「『太らない夜食』という私の本からのレシピなんです。カロリーもとっても低くて、埼玉県産の小松菜と里芋を使うととても甘くまろやかになっておいしくなるので、是非ジャガイモを里芋に変えて、野菜たっぷりで仕上げてください。カロリーダウンでみなさんに健康になっていただきたいなと思ってレシピ開発しました」と解説した。また、河相も農産物を使った料理を提案し「1つはブロッコリーのスープなんですが、とても作るのが簡単で、僕の長男がいま高校生なので、毎日弁当を作ってるんですよ。毎日彩りを考えてブロッコリーを使っているので、その中途半端に残った茎でスープにしてみました。もう1つは里芋と黒豚のオイスターソース炒めでして、子供にも食べやすく栄養もいいので作ってみました。簡単なのでぜひ試してほしいですね」とアピールした。
さらに「埼玉農産物フェア」を記念して、ブロッコリーと深谷ネギ、黒豚などが入った「埼玉わっしょいオムライス」を考案。試食した森崎は「本当においしいです。とろとろのデミグラスソース、卵の濃厚な感じとブロッコリーの食感がすごくいいですね。ブロッコリーのゆで加減が堅すぎず、柔らかすぎずで調度いい感じに仕上がってます」と絶賛、そのほかに埼玉のブランド米「彩のかがやき」を使ったおにぎりも試食。森崎は「すごくもちっとしてて、まるでもち米みたいな要素があるし、甘みもあるし、どの料理にも合うと思いますね。これからの季節に炊き込みごはんなどにもいいかもしれませんね」と埼玉農産物について感想を。
最後に、河相は「今回は改めて埼玉の農産物の良さを知ることができました。これから自分が埼玉出身ということもありますので、この埼玉の良さ、埼玉県産物の良さをどんどん伝えていきたいと思います」と話し、森崎は「わたしも埼玉の野菜ということで、いままで小松菜しか知らなかったんですね。深谷ネギや、ブロッコリーなどいろんな野菜が採れるということを知ることができました。さっき知事に豚を使って鍋をするとおいしいと教えてもらいました。いまの季節寒いですので、ぜひ鍋を作って、埼玉の良さを知ってもらいたいです」とメッセージを送った。