西島秀俊が“家族の絆”語る「家族に勇気づけられて乗り越えられた」

「俳優として長い間うまくいかない時期があった」

さらに西島は、本作の“そのままの姿で、きっと輝ける”というメインテーマにちなんで「僕は不器用で、俳優として長い間うまくいかない時期がありました。人よりも長い時間がかかりましたが、 決してマイナスにはならなかったです。すぐできることが必ずしも個性を発揮できるということだとは限らないですし、遠回りでも一歩一歩進んでいくことが個性を発揮できる秘訣(ひけつ)だと思います」と本作で描かれた“個性を受け入れる姿勢”や“時間がかかっても諦めないこと”を西島も大切にしているという。

本作の公開をお祝いするため、劇中で西島演じるホルトの子どもたちを演じた遠藤と岡部がサプライズ登場し、2人から「ダンボ」の大ヒットを記念したダンボ型のブーケが贈られた。春休み中で、4月から新学年を迎える遠藤は「陶芸で、過去に無理と言われた大きな器を作りたい」と語り、岡部は「学校の委員会も始まるので、恥ずかしいことや自分がやってみたいことを自分から進んでやりたいです」と新たな前向きな抱負を語った。

最後に西島は「何よりもダンボがものすごくかわいいです。ダンボのかわいさにメロメロになってください！」と、ダンボ愛にあふれたメッセージを送った。