<なつぞら>松嶋菜々子の“優しい怒り”に視聴者涙…!「今日も涙腺崩壊」

2019/04/06 07:10 配信

ドラマ

「ふたりっ子」岩崎ひろみが担任教師役で登場!


広瀬すずと松嶋菜々子撮影=金刺文三夫


そんな「なつぞら」はスタート前から、歴代朝ドラヒロインが多数出演することが話題になっていた。富士子役の松嶋は「ひまわり」(1996年)のヒロイン・のぞみを、なつの友人・山田天陽の母・タミ役の小林綾子は「おしん」(1983年)のヒロイン・おしんの幼少期を演じた経歴を持つ。さらに、おしんの姉・はるの少女時代を演じた仙道敦子も「なつぞら」に出演している。

なつが上京してからを描く“新宿編”では、「純ちゃんの応援歌」(1988年)の山口智子が元ダンサーでおでん屋の女将・亜矢美役、「どんど晴れ」(2007年)の比嘉愛未がベーカリー兼カフェのオーナー“マダム”こと光子を演じる。

なつがアニメーターとしての一歩を踏み出す“アニメーション編”では、すご腕アニメーター・大沢麻子役で「ちりとてちん」(2007年)の貫地谷しほりも登場する。

ほかにも第2回の戦後焼け野原のシーンでは、記念すべき第1作目の朝ドラ「娘と私」(1961~1962年)でヒロインを務めた北林早苗が登場。そして第5回では、なつの小学校の担任教師・花村和子役で「ふたりっ子」(1996年)の岩崎ひろみが出演した。

岩崎は、ヒロインを演じた当時、前作だった「ひまわり」の松嶋とヒロインバトンタッチも経験している。粋なキャスティングに、朝ドラファンからは「懐かしい!ふたりっ子めっちゃ見てた!!」「たくさんのヒロイン豪華すぎる!!」といった喜びの声が上がっている。今後も新たなヒロイン経験者の出演があるかにも注目したい。

「なつぞら」とは


なつぞら」は、記念すべき連続テレビ小説100作目。戦後の北海道の大自然、日本のアニメーション草創期を舞台に、何事にも真っすぐに生きたヒロイン・奥原なつ(広瀬)の姿を描く。

第1週では――昭和21年初夏、なつ(粟野咲莉)は9歳の時、亡き父の戦友だった柴田剛男(藤木直人)に引き取られて十勝にやってきた。

妻・富士子(松嶋菜々子)は我が子としてなつを受け入れようする一方、富士子の父でガンコ者の泰樹(草刈正雄)は働き手にもならないとなつに冷たくあたる。

しかし、子供ながらにここで生きると覚悟を決めたなつは、牛馬の世話や乳搾りを必死に手伝い、次第に泰樹の心を溶かしていく――という物語が描かれている。