長谷川演じる香織は、後に不倫していた恋人の息子との恋愛に溺れていく役柄。年上の恋人である木戸、そして大学生の貴志という2人の男性とのラブシーンに挑んだ長谷川は、「非常にキスシーンとかラブシーンが多くて、朝イチから猛烈なキスシーンとかを撮影しているので、毎回手を変え品を変え、いろいろやらせていただいてるんですけど、40(歳)になって、ラブシーンやキスシーンをいろんな種類を『意外と私やれるようになったんだ!』と思って…(笑)。本当に、この年で巡り会えてよかったなと思っています」と仕上がりに自信を見せる。
また、杉野とのラブシーンについては、「情熱的っていうのを、若い男の子の感覚で捉えると“激しさ”になってしまうんだけど、そうではなくて。『もうちょっと慈しみ合って、時間をかけてお互いを感じ合う』っていう表現とかを監督と話し合って、杉野くんにも理解してもらって作りました。こういうことも、自分から提案しないといけない年になったなと…思いましたね(笑)」と長谷川がリードしていた様子。
久々に現れた恋の相手・安岡(甲本雅裕)とのラブシーンを演じた水野は、「いい年した中年同士なんですけど、初々しさがテーマです。そして、中年同士ならではの逡巡と、かわいらしさが出ればいいなと思って演じました」と意識したという。
玄理は、夫以外の男性と関係を持ってしまう冴子のシーンについて「旦那さんとのシーンは、イチャイチャする感じで可愛らしいと思います。でも、会社の後輩とのシーンでは、相手の男性がメガネを取ったら“男スイッチ”が入るという監督の演出があって…(笑)。そこも楽しんでいただけたらと思います」とコメント。
一方で大政は、初めて臨んだ女性とのラブシーンについて、「篠田さんと2人で、『どうやったらきれいかな?』と話し合いながら撮影しました。女性同士だからこそ、女性のきれいさを知っているから撮れるラブシーンがあって、新たな一歩を踏み出しました」と満足げ。
さらに、「『こういうふうに脱がしていくと、きれいに肌が見えていきますね』とか言い合ったり、女優さんってサバサバしているので、体を見せることに抵抗があまりなくて、どういうふうにきれいに見せるかっていう話し合いになっていくんです。だから、新しいラブシーンになっていると思います」と予告した。
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