――撮影はいかがでしたか?
勝負を見ている側のときは面白いですし、気持ちいい部分もあるんですけど…中に入ると本当に苦しいというか(笑)。演じるのが大変でした。
浜辺さんが「ギャンブルのときには精神をすごく使う」っておっしゃっていたのが、すごく分かりましたね。
――今回演じたユメミ役のオファーが来たときのお気持ちは?
ユメミのお話は、総合演出の英(勉)さんから直接お聞きしました。前回お仕事でご一緒させていただいたときに、「ユメミは松村さんにぴったりだな」と思ってくださっていたみたいで。
前にやっていた仕事がつながっているというのがうれしかったですし、ちょっと悪い役、というのもやってみたかったんですよ(笑)。
今回は自分としてもすごくチャレンジでしたし、面白い役を与えてくださって、本当にありがたかったです。
――そんなユメミの魅力は、どこだと思いますか?
ユメミは二面性があるんですけど、それが逆に真っすぐ過ぎるからこその二面性だと思うんです。アイドルをやるとなれば徹底的にやらなければいけないと思っちゃう、でもしんどいことはしんどいって裏でちゃんと言う。すごく人間らしいというか、人間味があふれているキャラだと思いました。
あと、意外に自分の夢を追い掛けてばかりのように見えて、周りの人やファンの皆さんとの関係もすごく大切にしている子。自分のことだけではなく、ちゃんと周りのことも背負って生きていける、強い子だと思います。
――二面性のあるキャラクターとのことですが、演じる上で苦労した点は何ですか?
声を低く、怒っているように出すというのがすごく難しくて。普段そういう声を出すことがないので、苦労しましたね。
最初の顔合わせのときはまだ声がかわい過ぎると言われたので、撮影までの間に何度も練習をしていました。(乃木坂46の)メンバーにも「今から怒るから、怖いか見て」って。そのときは「全然怖くない」って言われましたけど…(笑)。
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