HKT48・村重杏奈、指原莉乃との思い出は「一番怒られたんじゃないかな」

2019/04/09 07:00 配信

アイドル インタビュー

本村碧唯(1)撮影=武田真由子


――で、今回のシングル「意志」ですが、AKB48グループには珍しいタイトルだと思ったんですが、お二人がタイトルを聞いたときの印象は?

本村:最初はびっくりして、仮のタイトルだと思いました。もうちょっと長くなったり、サブタイトルが付いたりするのかなって。歌詞も最初から変わったところがあるんですけど、さっしー(指原)最後のシングルなので、私たちもちゃんと表現できるように頑張ろうって思いました。

気持ちがストレートに出ているカッコイイ曲で、HKT48には珍しい曲なのかなって思います。MVもダンス曲の「Make noise」くらいカッコつけました。

――歌詞で自分に刺さったフレーズはありましたか?

村重:私は「数の問題じゃない」ってところが、好きというより心を打たれました。私は結構流されやすいタイプで。でも、この歌詞を読んで、「1人でも大丈夫」って言えるようなカッコイイ大人になりたいなって思いました。

本村:私は、これがさっしー最後のシングルだからそう思っただけかもしれないですけど、「ここから遠くで見てるよ」って歌詞です。この曲をこの先も歌ったときに、この部分を聞いたらさっしーを思い出すんじゃないかっていうような歌詞で、すごくジンときました。

――MVはどんな内容になっているんでしょうか?

本村:今回はずっと暗い中での撮影で、カッコ良く撮っていただきました。

村重:ずっと走ってたよね。今までのMVの中でも、結構ハードなんじゃないかなって思います。と言っても、6作も外れていたのであんまり分かんないですけど(笑)。みんなも気合が入ってるし、撮り直しもありました。MVを撮り直すって経験が私にはなかったので、こういうこともあるんだって思いました。

――そのMVのテーマやイメージというのは?

村重:“さしさんからHKT48へ”感はあったよね。さしさんが(松岡)はなちゃんとみくりん(田中美久)に旗を渡すシーンがあるんですよ。

本村:感動したね。

村重:「次の旗振り役は君たちだよ」みたいなそのシーンが、私はすごく印象に残ってます。

本村:あと、カッコイイMVになっている中にも、賑やかな部分もあるので、そういうところはHKT48らしいなって思いました。

――表題曲とは別に、TYPE Aには指原さんの卒業ソング「いつだってそばにいる」も収録されますよね。

村重:この曲のMV撮影のときは、さしさんがずっと泣いてました。

本村:みんな泣いたよね。これは福岡で撮ったんですけど、にぎやかなHKT48らしいMVになったし、自然と涙が出てくるような歌詞で。さっしーと“これで最後”ってことはいっぱいあっても、これまでは楽しく終わらせてきたんですけど、初めて涙が出てきて、歌ってすごいなって改めて思うような歌詞でした。