今作のジャンルは“女性向けRPG”。女性をターゲットにしたゲームが数多く存在する中、保志は「あえて女性向けの甘い言葉は用意せず、シリアスで硬派な作品を目指す」という。
「僕も『どっちがいいんだろう』と悩みました。恋愛要素に針を振れば、今どきの女性たちに好まれるゲームができるかもしれない。だけど、自分のやりたいものとは離れていってしまう気がして。皆さんと話し合った結果、シリアスで硬派な路線で行くことになりました。大胆な決定に驚いた反面、『みんな、やりたい方向は一緒なんだな』と安心しましたね」
保志は、木村氏の「RPGという言葉は、成長するといった意味合い。別に難しい必要はないし、レベルアップしてしまえばRPG」との発言に大きくうなずく。
「男性だけではなく、女性でもストレスなく楽しめるゲームにしたいです。攻略性よりも、物語やキャラクターとの向き合い方を重視しているので、“RPG”と聞いて敷居が高く感じる女性にも『心配しなくていいよ』と伝えたいですね」
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