――小藪さんご自身の友達作りはどうでしたか?
小籔:僕は、友達は多かったし、母親から「女には優しくせえよ、女に嫌われる男にはろくなやつがいないから」と幼稚園の時から言われてたんですよ。だから思春期の頃、学校で女子とよくしゃべっていたら、男子側から無視され始めてしまって。
ある休み時間に、教室で男友達に「サッカーやる?」って声かけたら「うーん」って生返事されて。そしたらその後、僕がトイレから戻ってきて外を見たら、男子みんなが校庭でサッカーしていたんですよ。
「急にサッカーすることになったのかなあ?」って思っていたら、女友達5人くらいが来て、「小籔、あんた無視されてるの知ってる?」「私はあんたの味方やから」って僕の周りを囲んでくれて。友達という存在にめちゃくちゃ執着するわけではないですけど、一緒にいて楽しい関係っていいなと思いました。
あと、僕すぐ情がうつるんですよ。同じクラスになっただけで「友達!」ってなるし。中井ちゃんも、最初は存じあげなかったですけど、共演するだけで推しメンになるじゃないですか。
中井:いぇーい!
小籔:NGTの中では推しメンですよね。一緒にいて楽しい人なら、一緒におるべきかなと。
――初回収録を経て、“友達”への考え方は変わりましたか?
中井:私は友達に求めているものが多すぎたなと思いました。共通点が一つあるだけでも、ご飯に行ったり仲良くなれる要素になるんだなと思って。一切裏切らない、信用できる、困った時に助けてくれる…こういうのが友達だと思っていたんですけど、ちょっとハードすぎたなと思って(笑)。
もうちょっと私が柔らかくなれば交友関係も広がるのかなと。自分が作っているバリアをこの番組を通して壊せたらなと思います。
小籔:こういう女子多いでしょうしね。彼女の世代で、バリアが高くて苦しがっている女子。
中井:いっぱいいると思います。
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