“9係”の愛称で幅広い層に愛された「警視庁捜査一課9係」(2006~2017年)。2018年より「特捜9」とタイトルも新たに再スタートを切った同作は、気付けば通算14年目に突入。
初回は、これまで”9係“シリーズを支えてきた徳永富彦が脚本を手掛け、骨太な“大人のミステリー”が描かれる一方で、本作で初めてテレビ朝日の作品に参加した鈴木浩介監督が演出を務める。
鈴木監督と言えば、「第93回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」監督賞を受賞した「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」(2017年、フジテレビ系)での圧巻の“アクションシーン”や、「シグナル 長期未解決事件捜査班」(2018年、フジテレビ系)でもその手腕を存分に発揮してきた。
そんな“鈴木演出”が散見された初回は、アクションも見どころの一つだ。同じく鈴木監督が演出を務めたスペシャルでは山田演じる新藤の“画面の外に飛び出すほどの飛び蹴り”にも十二分に驚かされたのだが、初回で青柳が「おまえ、そんなに運転うまかったっけ?」と矢沢に言い放つシーン。
矢沢が見事な“ドリフト”を決めながら2人が不審人物を追跡する、という今までにない「特捜班」の新たな一面が存分に味わえる。
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