RADWIMPSが新海誠監督「天気の子」の音楽を担当!『カップルよりも頻繁に新海さんとメールしています』

2019/04/10 17:29 配信

映画 アニメ

【写真を見る】音楽を担当するRADWIMPSは今や日本を代表するアーティストの1組だ(C)2019「天気の子」製作委員会


RADWIMPSコメント


今回、新海誠監督の「天気の子」で音楽監督を務めさせていただきます、RADWIMPSです。2017年の夏、不意に監督から「脚本を読んでもらえませんか?」というメールを頂きました。僕は「喜んで読ませていただきます」と返事をしました。そこから僕たちの「天気の子」の物語が始まりました。

現在も鋭意制作中です。前作以上にストーリー作りの場にも参加させていただき、強固なチームワークの中で作品作りができている喜びを感じています。おそらく、そんじょそこらのカップルよりも頻繁に、毎日毎日新海さんとメールのやりとりをしながら作業を進めています。

新海監督は最初に仕事をした時と何も変わらず、誰よりも真っすぐに純粋に頑固に、時に不器用に作品と向き合っています。そして、各セクションのスタッフが目下全力でそんな監督を支えています。再び新しい冒険をご一緒させていただけることを誇りに思います。

たまに心折れそうにもなりますが、(劇中に登場する)帆高や陽菜の懸命さに負けないよう、自分ももがきながら作っています。この映画を見てくださる皆さんの中に、晴れやかな気持ちが広がりますように。ぜひ、楽しみにしていてください。

新海誠監督コメント


新海誠監督は「新しい物語と音楽を、楽しみにお待ちいただければ、とてもうれしいです」と話した(C)2019「天気の子」製作委員会


「君の名は。」公開からちょうど1年となる2017年8月26日に、書き上がったばかりの「天気の子」の脚本を(野田)洋次郎さんに送りました。最初は音楽オファーのつもりでもなかったのですが、この脚本から洋次郎さんの頭の中にどんな音が聞こえてくるのかを、個人的にどうしても知りたかったのです。

その後「愛にできることはまだあるかい」を受け取って、「これは作るべき映画になる」と強く思えました。こういう体験をしたかったのだと――洋次郎さんに脚本を送った理由を、自分自身で深く納得してしまいました。

RADWIMPSと再び一緒に映画を作るに当たって最初に話したのは、「お互い初めましての気持ちでやりましょう」ということと、「前回とは違うことをやりましょう」ということでした。同じことはやらず、でももっと面白いものを。

一度一緒に仕事をしているからこそ、僕たちは「君の名は。」を踏まえた上で、さらに良いものを観客に届けることができるはずだと考えました。それは、映画本編も同じです。

前作とは違うもので、でももっと驚きと昂奮の詰まった作品にすべく、今はスタッフ全員で奮闘しています。新しい物語と音楽を、楽しみにお待ちいただければ、とてもうれしいです。