クロストークでは、芝居を通じてお互いの仲を深めたキャスト同士が「ギャンブルの素養がある人」についてトークを展開。まず最初の質問は「この中で、もっとも『駆け引き』がうまいと思うのは？」というもの。
最も支持を集めたのは池田。宮沢が「駆け引きというか、気がついたら“エライザワールド”に引き込まれている感じがするんですよね。普通に目を見て話しているだけでも、引っ張られているというか誘導されている感じがしません？」と語ると、キャスト陣は納得の表情。
柳も「私が男だったら、エライザちゃんに手のひらの上で転がされたいなって思って。飼われたいです(笑)」と告白。それを聞いた池田は「感想も出てこないですね…(笑)。うれしく思った方がいいんですかね？」と困惑しつつも、その評価を受け止めていた。
続いての質問は「この中で、もっとも『勝負強い』と思うのは？」。ここで支持を集めたのは浜辺と森川。森川は浜辺について「お芝居を一緒にしていると、周りがどんな芝居をしても全部きれいに持っていくから、他(の現場)でもきれいに持っていきそうなこの強さですね」と理由を。
そんな森川を挙げた浜辺は「森川さんは結構、本番で“ぶっこむ”度合いが高いですね。知らないところでカメラ目線していたりとか、それを本番でしかやらないのに全部ちゃんと一発で決めて持っていく感じがカッコいいなと思って」と告白。それを聞いた森川は「失敗してるところも多々あるんですけどね(笑)」と正直に明かしていた。
浜辺を挙げた池田は「何かこう、じゃんけんに負けるイメージが無いというか(笑)。ニコニコしながら勝ち続けていきそう」と印象を語り、実際に浜辺とじゃんけんをすることに。ところが、浜辺は池田に瞬殺されてしまい、浜辺も思わず「いや、そこは負けてもらわないと～(笑)」とツッコんでいた。
ラストの質問は「この中で、もっとも『勝負強い』と思うのは？」。これは満場一致で高杉に決定。矢本は「寝起きの高杉真宙って全然カッコよくないんですよ(笑)。本番始まるとめちゃくちゃイケメンになるんですけど、朝すごい“負け顔”で現場に来るから弱そうだなと思って」と暴露し、高杉も「それずっと言ってますよね？」と苦笑い。
松田も「何か『さしとけば間違いない』みたいな空気ありますよね。逆に器が広いってことですから。こんなにみんなから指さされているのに『ありがとうございます！』って言う人もなかなかいないと思うので」とコメントし、その後も褒めているのかイジっているのかわからないコメントがキャストから相次ぐ展開。
そんな中、監督は「本当は芝居はめちゃくちゃ勝負強くて。噛まないし、全部(ネタを)入れてくるし、カッコいい男ですよ。本編ではあんまり出てないけど(笑)」としっかりフォロー。キャストやスタッフから愛されていることを伺わせた。
最後に浜辺は、「ドラマのseason1を撮影している時、『season2がやりたい』って言っていたのが映画にまでしていただけて、続投したキャスト全員と、心強い新キャストの皆さんとこの映画を作れたことを本当にうれしく思いました。
完成した作品を見て、もちろん笑っちゃうシーンもたくさんあったんですけど、ギャンブルを通してそれぞれのキャラクターの生き様や、いろんな姿を見られるという面白さもあったので、本当に早く皆さんに見ていただきたいと思っていました。
本当に誰が勝つかわからないギャンブルになっているので、私が見た時と同じようにハラハラしながら、ラストを楽しみに見ていただけたらいいなと思います。本当に集大成になっているので、ぜひお楽しみに！」とメッセージを送った。
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